於玉稲荷神社(おたまいなりじんじゃ)は、東京都葛飾区の神社。
歴史
1457年(長禄元年)に創建された。太田道灌が江戸城築造に際して、その守護神とすべく、神田の「桜が池」のほとり(現・東京都千代田区岩本町)に創建したものである[1]。
その後、桜が池は茶屋の娘「お玉」が投身自殺したことから、いつしか「お玉が池」と呼ばれるようになり、当社も「お玉稲荷大明神」として崇敬されるようになった[1]。
1855年(安政2年)の安政江戸地震で罹災し、1871年(明治4年)に分社があった現在地に移転した[2]。
なお、旧所在地にも小規模ながら「繁栄お玉稲荷神社」として現存している。
交通アクセス
脚注
- ^ a b 入本英太郎、橋本直子 著『葛飾区史跡散歩 (東京史跡ガイド22)』学生社、1993年、47-49p
- ^ 於玉稲荷神社東京都神社庁
参考文献
- 入本英太郎、橋本直子 著『葛飾区史跡散歩 (東京史跡ガイド22)』学生社、1993年