多賀王(たがおう、生年不詳 - 弘仁5年10月27日(814年12月12日))は、奈良時代から平安時代初期にかけての皇族。位階は従四位下。
経歴
桓武朝初頭の延暦4年(785年)従五位下 に叙爵する。その後、桓武朝から平城朝にかけて25年に亘って『六国史』上に記載が現れない。
大同5年(810年)従五位上から正五位下に昇叙されると、弘仁3年(812年)正五位上、弘仁4年(813年)従四位下と嵯峨朝で昇進を果たした。
弘仁5年(814年)10月27日卒去。最終官位は散位従四位下。
官歴
『六国史』による。
脚注
参考文献