「君だけを」(きみだけを)は、1964年2月15日に発売された西郷輝彦のデビューシングル。
解説
本楽曲は、日本クラウンが1963年の会社創立後、初となる新人専属歌手となった西郷輝彦のデビュー曲として発表された[1]。
作詞は平尾昌章の「星は何でも知っている」などを手がけ、また、当時現役の讀賣新聞・文化部記者でもあった水島哲、作曲・編曲は弟・菊地正夫(のちの城卓矢)のヒット曲「スタコイ東京」を手がけた北原じゅん。シングル売上は60万枚を記録し、これにより西郷はスター歌手の座を掴む[2]。シングル売上は1965年5月までの1年間で80万枚とも[3]。
西郷は、本楽曲及び「十七才のこの胸に」などのヒットが高く評価され、1964年度・第6回日本レコード大賞新人賞を受賞した。
収録曲
- 君だけを(3分5秒)
- ひとりぽっち(2分44秒)
カバー
- 中澤卓也 - (2017年)アルバム『繋ぐ Vol.1 ~カバー・ソングス 7つの歌心~』収録
- Baby Boo - (2020年)アルバム『うたごえ喫茶アルバム~青春のうた~』収録
- 松尾雄史 - (2021年)アルバム『松尾雄史コレクション 「3枚目」』収録
関連項目
脚注