加藤 龍勇(かとう りょうゆう、1963年1月28日[1] - )は、日本のイラストレーター、漫画家。別名:加藤 洋之(かとう ひろゆき)。
来歴
1984年、「模型情報」連載の『夢幻境戦士エリア』(菊地秀行原作)で、芝浦工業大学のサークルの仲間だった後藤啓介と「加藤洋之&後藤啓介」名義のコンビでイラストデビュー。その後、小説のカバーイラストや雑誌のイラストなどで人気を博し、1989年度の星雲賞(アート部門)、SFマガジン読者賞(イラストレーター部門)を受賞[2]。1999年、後藤啓介とのコンビを解消し、「加藤龍勇」に改名。以後は絵本の出版や、展覧会を中心に活動している。2015年からはAmazon Kindle向けの電子出版での販売も開始した。
作品
- 後藤啓介との共同作品については加藤龍勇+後藤啓介を参照。ここでは単独名義での作品を扱う。
印刷出版物
- だきしめたい(朝日ソノラマ、2000年)
- いちばん猫(朝日ソノラマ、2001年)
- まあるくなって…(朝日ソノラマ、2001年)
- 原体剣舞連(宮沢賢治原作、朝日ソノラマ、2002年)
電子書籍
- 世界をゆっくり優しく滅ぼす歌(2015年-2017年)
- 夏物語(如月サラ著、2017年)
- 青空と殺意(2018年)
- ブルーブック・ライブラリィ(2018年)
- カント・オスティナート 反復する世界(2018年)
- 流刑星にて(2018年)
- Silent Fiction(2019年-)
脚注
- ^ 生年月日は加藤洋之&後藤啓介著「ギョロス大帝の創音機械」(ふゅーじょんぷろだくと、1990年)に記載あり
- ^ コンビ解消以前については、加藤洋之&後藤啓介画集「光脈水焔譜」(朝日ソノラマ、1992年)に記載あり
外部リンク