円谷幸吉メモリアルアリーナ(つぶらやこうきち - )は、福島県須賀川市にあるスポーツ施設である。2023年4月1日より「須賀川アリーナ」から名称が変更された[2]。
概要
須賀川アリーナは、福島空港開港記念事業の一環として1994年3月にオープンした。東北自動車道須賀川インターチェンジ出口の正面にある。アリーナはメインアリーナとサブアリーナに分かれており、メインアリーナは県内でも有数の規模を誇る。1995年のふくしま国体では卓球のメイン会場として使用された。
2006年度から(公財)須賀川市スポーツ振興協会が指定管理者として管理運営を行っている[3]。
2006年10月に、須賀川市出身のマラソンランナーである円谷幸吉に関する資料、記念品などを展示する「円谷幸吉メモリアルホール」がオープンした[4]。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、同年7月1日まで避難所として使用された[5]。
2019年10月12日に須賀川市を襲った令和元年東日本台風(台風19号)により近隣の釈迦堂川が氾濫したため浸水し、電気系統が損傷したため全館休館した[6]。2020年10月10日より供用を再開した[7]。
2023年4月1日、「二人の円谷」顕彰事業の一環として「円谷幸吉メモリアルアリーナ」に名称が変更された[2]。
施設
メインアリーナ
- 面積:2,730m2(65m×42m)
- 収容人数:5,004人(2階固定席 2,004人、1階移動観覧席 1,100人、折りたたみイス席 1,900人)
- 利用可能数:バスケットボール 3面、バレーボール 3面、テニス 3面、卓球 14面、バドミントン 12面など
その他設備
- サブアリーナ
- 会議室
- トレーニングルーム
- 駐車場:一般車両 406台。バス用、障害者用も設置されている。アリーナまでの段差はスロープになっている。(正面出入り口から見て右側の駐車場のみ)
- 円谷幸吉メモリアルホール[8]
その他
脚注
外部リンク