体成分分析装置（英：Body Composition Analyzer）は人体を体水分・タンパク質・ミネラル・体脂肪の4つに分けて分析する方法である。類義語：体組成計。
メーカーにより表現方法が異なり、様々な指標として使われているが、一般的に体成分分析装置若しくは体組成計と呼ばれている[1]。
背景
昨今、健康管理や栄養管理の常用性が高まるにつれ、こういった機器で算出した値を基に栄養指導や運動指導を行うフィットネスクラブや医療施設が多い。筋肉量や体脂肪量・骨量を最も高い精度で測定できるのはDEXA法（二重エネルギーX線吸収測定法）であるが、DEXA法とBIA法の比較研究は頻繁に行われており、高い相関があることから体成分分析装置のインボディを代用することが多い[2]。
参考文献
- ^ 佐々木信博ほか、【原著】高精度体成分分析装置（InBody S20）を用いた血液透析患者の体液量評価：生体電気インピーダンス（BIA）法はDWの指標になり得るか? 日本透析医学会雑誌 Vol.40（2007） No.7 P581-588
- ^ BIA法を用いたサルコペニア診断法開発とメタボリックシンドロームとの関連性解明 立石科学技術振興財団助成研究成果集（第23号）2014 (PDF)
