交響曲第82番 ハ長調 Hob. I:82 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1786年に作曲した交響曲。全6曲からなる『パリ交響曲』の1曲目であり、『熊』(仏: L'Ours)の愛称で知られる。
愛称の由来
『熊』という愛称はハイドン自身によるものではないが、終楽章冒頭の前打音を伴う低音が熊使いの音楽を思わせることから、この愛称で呼ばれるようになった[1]。
楽器編成
フルート1、オーボエ2、ファゴット2、ホルン2、ティンパニ、弦五部。
High-C管のホルンが指定されており、事実上トランペットと同じ音域を演奏する必要があるため、ホルンの代わりに、トランペット2本が用いられることもある。
曲の構成
全4楽章、演奏時間は約25分。
- 第4楽章 フィナーレ:ヴィヴァーチェ
- ハ長調、4分の2拍子、ソナタ形式。
逸話
脚注
外部リンク