ワルテル・ガイタン(Walter Nicolás Gaitán Sayavedra, 1977年3月13日 - )は、アルゼンチン・ラ・リオハ出身の元サッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。
左利きだが主に右サイドハーフでプレーする。得点感覚に優れているため、センターフォワードを任されることもあった。
経歴
CAロサリオ・セントラルでデビューし、1998年にスペインのビジャレアルCFに移籍する。2年間ビジャレアルでプレーした後、2001年にボカ・ジュニアーズに移籍した。ボカ在籍時には高原直泰とチームメイトだった。2001年にはコパ・リベルタドーレスを制し、ヨーロッパ代表のFCバイエルン・ミュンヘンとの対戦となったインターコンチネンタルカップのために来日したが、怪我のために出場できなかった。2002年にメキシコのUANLティグレスに移籍すると、2003-04シーズンは18得点、2004-05シーズンは19得点を挙げ、2005前期リーグの得点王に輝く。2006後期リーグでは最優秀選手になった。クラブの象徴であるヘロニモ・バルバディーニョ(スペイン語版)が引退してからは、彼の背番号である7番を受け継いだ。彼はCFモンテレイと争われるクラシコ・レヒオモンタノでのティグレスの最多得点者であり、コパ・リベルタドーレスにおけるティグレスの最多得点者でもある。2007年途中から3ヶ月間、個人的理由によりティグレスの試合に欠場した。
2007年11月、同じメキシコリーグのクルブ・ネカクサがガイタンの加入。
エピソード
- ガイタンは様々なニックネームを持っている。天性のボールタッチと試合を読む能力から、アルゼンチン国営テレビは彼を"El Divino" (神) と呼ぶ。メキシコの新聞やラジオ・テレビは"El Chueco" (湾曲した) と呼ぶ。これは彼の左腕と左足に由来する。また、"Mago" (魔術師) と呼ばれることもある。
- ティグレス在籍中の2005年から2006年頃、メキシコへの帰化手続きを行っていたが、後に中断した。
タイトル
クラブ
- ボカ・ジュニアーズ
- UANLティグレ
個人
外部リンク