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この項目では、マイク・オールドフィールドの楽曲について説明しています。
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「ムーンライト・シャドウ」(Moonlight Shadow)は、イギリスのミュージシャンマイク・オールドフィールドが1983年にリリースしたシングル。作詞・作曲はマイク・オールドフィールド、歌はマギー・ライリーが担当。
概要
ヨーロッパの多くの国でヒットした曲で、オランダ、オーストリア、スイス、スウェーデン、ノルウェーでシングルチャート1位を獲得し、ドイツでは最高2位を記録した。母国イギリスでは全英シングルチャートで最高4位を記録し、オールドフィールドにとって「ポーツマス」(1976年)以来6年半ぶりの全英トップ10シングルとなった[9]。
歌詞は殺された恋人にいつか天国で会えることを祈るという内容で、長い間ジョン・レノンが殺された夜のことを歌ったものと言われていたが、マイク・オールドフィールドは1995年のインタビューでそれを否定している[10]。即ち彼は、「ジョン・レノンが殺された1980年12月8日の夜に、事件が起こったダコタ・ハウスから数ブロック下ったところにあるヴァージン・レコードにいたことから、潜在意識に事件のことがあったかもしれないが、元々は奇術師ハリー・フーディーニの伝記映画『魔術の恋』にインスパイアされた曲なんだ」と、この時語っている。
数種類のリミックス・バージョンが存在する。
参加ミュージシャン
カバー
非常に多くのカバー・バージョンが存在することでも知られる曲である。以下、主だったものを列挙する。
その他
- 小説家よしもとばななはこの曲にインスパイアされ、同名の短編小説『ムーンライト・シャドウ』を書いている。後にデビュー作『キッチン』が単行本化された際、収録された。
- 総合格闘家・日沖発の入場テーマ曲。
- Jリーグ ガンバ大阪・応援ソング
脚注