プログレスMS-03(ロシア語: Прогресс МC-03)はロスコスモスが国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げた無人宇宙補給機である。NASAおよびJAXAではプログレス64または64Pとも呼称する。2016年7月16日21:41:45(UTC)に打ち上げられた[1]。
プログレス-MSで初めて衛星放出用の曝露区画を搭載した[2]。
打ち上げ
プログレスMS-03はソユーズUロケットを用いてカザフスタンのバイコヌール宇宙基地31番射点から2016年7月16日21:41:45(UTC)に打ち上げられた。
ドッキング
プログレスMS-03は2016年7月19日 00:20(UTC)に国際宇宙ステーションのピアースモジュール天底側にドッキングした[3][4]。
貨物
プログレスMS-03により、第48次長期滞在クルー6名のための補給物資2,425kgが国際宇宙ステーションに運ばれた。内訳は以下の通りである[2]。
- 推進剤:705kg
- 酸素および空気:50kg
- 水:420kg
- NASA補給資材:22kg
- スペアパーツ・補給資材・実験機材:1,418kg
参考文献
- ^ Zak, Anatoly (December 30, 2015). “Soyuz rocket flies critical test mission with Progress-MS”. Russian Space web. 2016年4月26日閲覧。
- ^ a b Clark, Stephen (July 16, 2016). “Progress supply ship heads for International Space Station”. 2016年7月18日閲覧。
- ^ “Russia Progress MS-03/64P docks with ISS”. www.NasaSpaceFlight.com (July 19, 2016). 18 July 2016閲覧。
- ^ Zak, Anatoly (July 17, 2016). “Progress MS-03 heads to the ISS”. Russian Space web. 2016年7月18日閲覧。
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