ピール地域(ピールちいき、英:Regional Municipality of Peel)は、カナダのオンタリオ州南部に位置する地方行政区のひとつ。同地域の人口は2016年統計で138万を超え、ミシサガ、ブランプトン、カレドンの3都市[2]によって構成されている。急速に伸びている地域のひとつで若年層の人口も多い。東にトロントと接しておりグレータートロント(GTA)の一部を形成している。
1974年に都市化されたエリアに見合った行政サービスを提供するため、それまでの郡からより権限のある地域へと格上げされた。
ピール郡(現:ピール地域)の名はイギリスの19代首相サー・ロバート・ピール准男爵に由来する。
地理
人口
年度
|
人口(人)
|
増加率(%)
|
2016年
|
1,381,739
|
6.5
|
2011年
|
1,296,814
|
11.8
|
2006年
|
1,159,405
|
17.2
|
2001年
|
988,948
|
16.0
|
1996年
|
852,526
|
-
|
同地域では1996年から2001年、2001年から2006年までの人口増加率がそれぞれ16.0%、17.2%となっており、わずか10年間で30万人も増加している。2001年から2006年までの期間、ブランプトンの人口増加率は33.3%と人口10万人以上のカナダ国内の主要都市では最も高い成長率を見せている。ミシサガの伸び率も高く、ブランプトンと合わせて人口100万人を超える。
主な都市
公共サービス
警察
交通
空港
高速道路
関連項目
脚注
外部リンク