『パワー・オブ・ザ・ブルーズ』(Power of the Blues)は、北アイルランドのギタリスト、ゲイリー・ムーアが2004年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
「スカーズ」名義のアルバムでも共演したダーリン・ムーニー、長年ムーアと共演してきたボブ・デイズリーを迎えたパワー・トリオによる演奏を主体としている[4]。ただし、収録曲のうち3曲では、ジム・ワトソンがキーボードで参加した[5]。「君から離れられない」は、オーティス・ラッシュが1956年に発表した曲のカヴァーで[6]、本作ではレッド・ツェッペリンによるヴァージョンに基づいている[4]。
反響・評価
全英アルバムチャートではトップ100入りを果たせなかった[7]。スウェーデンのアルバム・チャートでは初登場51位となるが、翌週にはトップ60圏外に落ちた[1]。
Hal Horowitzはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「このパワー・トリオは、拳骨の力を誇示した音楽を生み出しているため、アルバム・タイトルは適切である」と評している[4]。
収録曲
特記なき楽曲はゲイリー・ムーア作。
- パワー・オブ・ザ・ブルーズ - "Power of the Blues" (Gary Moore, Bob Daisley, Darrin Mooney) – 2:30
- ゼアズ・ア・ホール - "There's a Hole" – 5:38
- テル・ミー・ウーマン - "Tell Me Woman" – 2:53
- 君から離れられない - "I Can't Quit You Baby" (Willie Dixon) – 5:48
- ザッツ・ホワイ・アイ・プレイ・ザ・ブルーズ - "That's Why I Play the Blues" – 4:05
- イーヴル - "Evil" (W. Dixon) – 2:42
- ゲッタウェイ・ブルーズ - "Getaway Blues" (G. Moore, B. Daisley, D. Mooney) – 3:42
- メモリー・ペイン - "Memory Pain" (Percy Mayfield) – 4:52
- キャント・ファインド・マイ・ベイビー - "Can't Find My Baby" – 3:34
- トーン・インサイド - "Torn Inside" – 5:37
参加ミュージシャン
脚注
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スタジオ・アルバム | |
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ライヴ・アルバム | |
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コンピレーション・アルバム | |
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主な楽曲 | |
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関連項目 | |
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