バリー線(Barrie line)は、GOトランジットの1路線であり、1982年にGOトレインの路線として開業した。トロントとバリーを結ぶ路線である。2014年の一日利用者数は17,000人、年間利用客数は3,462,500人(2010年)とGOトレイン全路線の中でリッチモンド・ヒル線に次いで少ない。総延長は101.4 kmと長くなっている。途中トロント大都市圏で人口増加が著しいヴォーンやオーロラを通ると農村部を抜けて、シムコー湖湖畔にあるリゾート地ともなっているバリーまで行く中距離路線である。
歴史
- 1982年9月7日:ユニオン駅〜ブラッドフォード駅間がブラッドフォード線として開通。
- 1990年9月17日:バリーまで延伸。
- 1993年7月5日:バリーまでの路線が廃止され、ブラッドフォードまでの運行になる。
- 2007年12月17日:14年ぶりにバリー・サウス駅までの路線が復活しバリー線に改名。
- 2012年1月30日:アランデール・ウォーターフロント駅まで延伸。
運行本数
終日運行されているが、アランデール・ウォーターフロント駅まからオーロラ駅での区間は本数が少ない。土曜・休日も本数は少ないが終日運行されている。
駅一覧
所在地は基本的に駅名と同じである。
- 本線
将来計画
トロント地下鉄5号線との乗換駅となるカレドニア駅の設置も計画されている。なた、2025年頃に全線の電化が完成すると大幅に増発される予定である。
外部リンク
脚注