ハイアット リージェンシー 東京(ハイアット リージェンシー とうきょう、英表記:Hyatt Regency Tokyo)は、東京都新宿区西新宿にあるホテルである。
ハイアットホテルアンドリゾーツにおける国内進出1号店で、株式会社西新宿ホテルアンドリゾートが運営する。
概要
淀橋浄水場跡地は新宿副都心建設公社によって街区が造成され、順次売却されるが、この建物が位置する新宿新都心7号地は小田急電鉄と第一生命保険が共同で購入し、小田急が小田急センチュリービル、第一生命が新宿第一生命ビルディング(現:小田急第一生命ビルディング)を建設し[1]、1980年(昭和55年)9月15日、その竣工した小田急センチュリービルに「ホテルセンチュリーハイアット」を開業した。
2001年(平成13年)3月30日「センチュリーハイアット東京」に改称したが、2007年(平成19年)10月1日、「ハイアット リージェンシー 東京」に再改称した。
エントランスを入ったロビー天井にはスワロフスキー🄬・クリスタル製、1基5,000万円(1980年当時の価格)といわれるシャンデリアが3基あり[2]、客室はスイートルーム18室を含む全746室を設けたほか、3つのレストランとバー、大小さまざまな宴会施設の他、最上階にはスパ、フィットネスジムを備えている。
新型コロナウイルス感染拡大による需要減少により、レストラン6ヶ所とプールが2021年(令和3年)3月末に営業を終了したが[3]、同年11月14日(グランドオープンは2022年(令和4年)1月14日)に新たな日本料理店として「新宿なだ万」が開業している[4]。
客室
- 6階 - 9階:リージェンシークラブフロア(エグゼクティブフロア・スイートルーム)
- リージェンシークラブフロアの宿泊者は9階のリージェンシークラブラウンジを利用可能
- 「新宿中央公園の緑を見て季節を感じて欲しい」との理由から、敢えて低層階にクラブフロアを設けている。
- 10階 - 26階:レギュラーフロア
- 21階以上の高層階はビューデラックスルーム。
レストラン等
- 中国料理「翡翠宮」
- ホテル開業と同時に営業をスタートさせ、日本では比較的珍しい北京・上海料理を主に提供している。
- 新宿なだ万
- 「日本料理 新宿なだ万」
- 鉄板焼「鉄板焼グリル byなだ万」
- 寿司「すし清水 byなだ万」
- 2021年(令和3年)3月末に閉業した日本料理「佳香(かこう)」、「鉄板焼グリル」、鮨「みやこ」の店舗跡を統合して出店。
- 「カフェ」(オールデーダイニング)
- バー「オードヴィー」
- 「翡翠宮」と共に開業時から営業を続けているメインバー。
- スパ&ウェルネス「ジュール」
- フィットネスジム
- かつてはプールも併設していたが、前記の通り2021年(令和3年)3月に閉業した。
ホテルの設備として紹介されていないが、イヤーエステの始祖とされる理容室デボネールが1階にある。
アクセス
ギャラリー
脚注
参考文献
- 「新建築・新設備 新宿第一生命ビルディング・小田急センチュリービル」『BE建築設備』1980年12月号
関連項目
- 小田急百貨店 - 地下1階で行われる催し「小田急エクセレントバザール」を主催。
外部リンク