初代ラウス伯爵 トマス・バーミンガム (英語 : Thomas Bermingham, 1st Earl of Louth PC (Ire) 、1717年 11月16日 – 1799年 1月11日 )は、アイルランド王国 の貴族、政治家。
生涯
第14代アセンリー男爵フランシス・バーミンガム と1人目の妻メアリー・ニュージェント(Mary Nugent 、1694年 – 1725年7月、第4代ウェストミーズ伯爵トマス・ニュージェント の娘)の息子として、1717年11月16日に生まれた[ 1] 。
1745年から1750年までゴールウェイ・カウンティ選挙区 (英語版 ) の代表としてアイルランド庶民院 議員を務めた[ 2] 。
1750年3月5日に父が死去すると、アセンリー男爵 位を継承、19日にアイルランド貴族院 議員に就任した[ 1] 。1759年4月23日にアイルランド貴族 であるラウス県 におけるラウス伯爵 に叙され、11月23日にラウス伯爵としてアイルランド貴族院議員に就任した[ 1] 。また、アイルランド枢密院 (英語版 ) の枢密顧問官を務めていたが、アイルランド総督 の第4代タウンゼンド子爵ジョージ・タウンゼンド (在任:1767年 – 1772年)により除名された[ 1] 。
1799年1月11日にゴールウェイ県 バーミンガムの自宅で死去した[ 1] 。これによりラウス伯爵 位は廃絶、アセンリー男爵位は休止 となった[ 1] 。娘エリザベスの息子トマス・バーミンガム・デイリー・ヘンリー・セウェル(Thomas Bermingham Daly Henry Sewell )が爵位継承を求める請願を行ったが、承認には至らなかった[ 1] 。
家族
1745年11月にジェーン・ビンガム(Jane Bingham 、第5代準男爵ジョン・ビンガム (英語版 ) の娘)と結婚したが、ジェーンは翌1746年9月11日に死去した[ 1] 。その後、1750年1月10日にマーガレット・デイリー(Margaret Daly 、1793年までに没、ピーター・デイリーの娘)と再婚、3女をもうけた[ 1] 。
エリザベス(1838年没) - トマス・ベイリー・ヒース・セウェル(Thomas Baily Heath Sewell )と結婚。1779年6月19日、フランシス・ダッフィールド(Francis Duffield 、1793年5月以降没)と再婚、子供あり。その後、ジョセフ・ラッセル(Joseph Russell )と再婚[ 1]
メアリー(1752年10月26日 – 1793年7月24日) - 1777年6月1日、セント・ローレンス子爵ウィリアム・セント・ローレンス (後の第2代ハウス伯爵)と結婚、4女をもうけた[ 3]
ルイーザ・キャサリン・メライー(1764年7月20日 – 1827年5月28日) - 1784年8月18日、初代ウォールズコート男爵ジョセフ・ブレイク (1765年 – 1803年)と結婚[ 4] 。1804年4月21日、ジェームズ・デイリー(James Daly )と再婚[ 1]
出典
^ a b c d e f g h i j k Cokayne, George Edward ; Gibbs, Vicary , eds. (1910). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Ab-Adam to Basing) (英語). Vol. 1 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 296–297.
^ "Biographies of Members of the Irish Parliament 1692-1800" . Ulster Historical Foundation (英語). 2020年7月14日閲覧 。
^ "Howth, Earl of (I, 1767 - 1909)" . Cracroft's Peerage (英語). 30 October 2004. 2020年7月14日閲覧 。
^ Cokayne, George Edward , ed. (1898). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (U to Z, appendix, corrigenda, occurrences after 1 January 1898, and general index to notes, &c.) (英語). Vol. 8 (1st ed.). London: George Bell & Sons. pp. 42–43.