チェイシング・イエスタデイ(Chasing Yesterday)は、イギリスのミュージシャンであるノエル・ギャラガーのセカンド・アルバム。日本先行発売。
タイトルの意味は「昨日を追いかける」。
概要
初となるセルフ・プロデュース・アルバム。ゲストとしてジョニー・マーがギターで参加(「バラッド・オブ・ザ・マイティ・アイ」)。
今作はかなりギター・サウンドが濃く、「ロック・アルバム」としてまとまっている。
本作のリード・シングルである「イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント」の歌詞である「They tell me you’ve touched the face of God(訳例:神の顔に触れるような気持ちだ)」は、ノエルが見たドキュメンタリーから採ったとのこと。
「リヴァーマン」は、今の俺だからこそ書けた曲なんだ。「ロックンロール・スター」も二度と書けない、なぜなら……理由は分からないな。「リヴァーマン」もそういう曲だ。
「ザ・ライト・スタッフ」はおそらく賛否両論あるだろう。「ロック・オール・ザ・ドアーズ」が好きな人はこの曲を不愉快に思うかもしれない。酷評されても仕方ない、覚悟はできてるさ。
「ジョニー・マーの演奏は素晴らしいの一言だ。俺たちとは本当に次元が違うんだよ。音を聴いただけで、彼のギターだと分かる。壮大な曲に仕上がったと思うよ」
[1]
反響
本作も成功を収める結果となった。全英チャート(OCC)では89000枚を売り上げ、2枚目となる1位[2][3]、さらにヴィニール盤も1位、Amazon.ukでも上位を記録した。日本のオリコン洋楽チャートではレッド・ツェッペリンのフィジカル・グラフィティ リマスターを抑えて1位(総合は10位)を記録。オーストラリア、ドイツ、オランダのチャートでもソロとしては初のトップ10入りを記録。アメリカのBillboard 200では35位を記録。
収録曲
日本盤ボーナス・トラック |
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# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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11. | 「リーヴ・マイ・ギター・アローン - Leave My Guitar Alone」 | | | |
合計時間: | |
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デラックス・エディション・ボーナス・トラック |
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# | タイトル | 作詞 | 作曲・編曲 | 時間 |
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11. | 「ドゥ・ザ・ダメージ - Do the Damage」 | | | |
12. | 「レヴォリューション・ソング - Revolution Song」 | | | |
13. | 「フリーキー・ティース - Freaky Teeth」 | | | |
14. | 「イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・モーメント - In the Heat of the Moment」(remix) | | | |
15. | 「リーヴ・マイ・ギター・アローン - Leave My Guitar Alone」(Japanese Bonus Track(only)) | | | |
合計時間: | |
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脚注