ジャン・ベッケル(Jean Becker, 1933年5月10日 - )は、フランス・パリ出身の映画監督。
略歴
『穴』などの作品で知られる映画監督のジャック・ベッケルを父に持つ。イザベル・アジャーニを主演に迎えた『殺意の夏』は高く評価され、1983年の第36回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、第9回セザール賞で主演女優・助演女優・脚色・編集賞を受賞し、他に作品・監督・主演男優・助演男優・音楽賞にノミネートされた。
監督作品
- 勝負をつけろ Un nommé La Rocca (1961)
- 黄金の男 Échappement Libre (1964)
- タヒチの男 Tendre Voyou (1966)
- 殺意の夏 L'Été meurtrier (1983)
- エリザ Élisa (1995)
- クリクリのいた夏 Les enfants du Marais (1999)
- 天国で殺しましょう Un crime au paradis (2001)
- ピエロの赤い鼻 Effroyables Jardins (2003)
- 画家と庭師とカンパーニュ Dialogue avec mon jardinier (2007)
主な受賞・ノミネート
セザール賞
年 |
作品名 |
部門 |
結果
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1984年(第9回)
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殺意の夏
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作品賞
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ノミネート
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殺意の夏
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監督賞
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ノミネート
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1986年(第11回)
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Le Clémenceau (シトロエン・ヴィザGTI)
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コマーシャル・フィルム賞
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受賞
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2000年(第25回)
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クリクリのいた夏
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監督賞
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ノミネート
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2009年(第34回)
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Deux jours à tuer
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脚色賞
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ノミネート
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外部リンク