ジェームズ・コッホ(ドイツ語: James Koch、1904年10月4日 - 1982年6月16日)は、スイス、クール出身のフィギュアスケート審判員。化学者。元国際スケート連盟会長。
経歴
グラウビュンデン州・クールで生まれる。コッホはチューリッヒのスイス連邦科学技術研究所で化学を学び、博士号を取得。その後、オックスフォード大学で1年間研究活動を行った後、母国スイスに戻り、バーゼルの化学関連企業であるChemische Industrie Basel(CIBA Specialty Chemicals) に就職[1]。
フィギュアスケートの審判員 としては、世界選手権での審判を務めた他、1948年のサンモリッツオリンピックでペア競技の副審を務めた。1953年、ハーバート・クラークの辞任を受けて国際スケート連盟の会長に就任、1967年まで務めた。会長職を退いてからは同連盟の名誉会長に就任[2]。
1982年6月16日、死去。
脚注