アルダビールのシャイフ・サフィー・アッディーン廟の歴史的建造物 (イラン )
シャイフ・サフィー・アッディーン廟
英名
Sheikh Safi al-din Khānegāh and Shrine Ensemble in Ardabil 仏名
Ensemble du Khānegāh et du sanctuaire de Cheikh Safi al-Din à Ardabil 登録区分
文化遺産 登録基準
(1),(2),(4) 登録年
2010年 公式サイト
世界遺産センター (英語) 使用方法 ・表示
シャイフ・サフィー・アッディーン廟
シャイフ・サフィー・アッディーン廟 は、イラン アルダビール州 アルダビール にある廟建築である。2010年 、UNESCO の世界遺産 に登録された[ 1] 。登録名は、「アルダビールのシャイフ・サフィー・アッディーン廟の歴史的建造物 (英語 :Sheikh Safi al-din Khānegāh and Shrine Ensemble in Ardabil 、フランス語 :Ensemble du Khānegāh et du sanctuaire de Cheikh Safi al-Din à Ardabil 、ペルシャ語 :مجموعه آرامگاه و خانقاه شیخ صفی الدین )」。
歴史
アルダビールにあるシャイフ・サフィー・アッディーン廟が建設されたのは、1334年 のことである。サファヴィー教団の教祖であるサフィー・アッディーン・イスハーク・アルダビーリー の息子であるサドル・アッディーン・ムーサー (en )が父の死後、建設を指揮した。
この廟建築には、図書館 、モスク 、学校 、貯水池、病院 、厨房、パン工場やそれ以外のオフィスといった機能を持つさまざまなセクションから構成されている。
この廟建築のさまざまな場所で、8つの門で分離されている特色を持つ。8つの門とは、スーフィズム の8つの行うべき態度を意味する[ 2] [ 3] 。
サファヴィー朝 時代を通して、この廟建築は増築されてきた。複数名のサファヴィー家のシャーおよびハレム の人間がここに埋葬され、また、チャルディラーンの戦い を含むサファヴィー朝が行ってきた戦争の犠牲者もここに埋葬された。
シャイフ・サフィー・アッディーン廟の文書コレクション は2023年に世界の記憶 に登録された[ 4] 。
世界遺産
登録基準
この世界遺産は世界遺産登録基準 のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター 公表の登録基準 からの翻訳、引用である)。
(1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
(2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
(4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
脚注
^ Source: Unescopress. “World Heritage Committee inscribes seven cultural sites on World Heritage List | United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization ”. Unesco.org. 2010年8月2日 閲覧。
^ Sheikh Safi al-din Khānegāh and Shrine Ensemble in Ardabil - UNESCO World Heritage Centre
^ tehran times : Two more Iranian sites added to UNESCO World Heritage List
^ “UNESCO Memory of the World Register ”. UNESCO. 2023年5月27日 閲覧。
外部リンク