シェリーフ・イスマイール・ムハンマド(アラビア語: شريف إسماعيل、1955年7月6日 - 2023年2月4日)は、エジプトの政治家。
経歴
アイン・シャムス大学で機械工学を学び、1978年に卒業[1]。石油や天然ガス関係の国営企業で管理職を歴任した。2002年に設立されたエジプト石油化学持株会社 (ECHEM) で上級副会長や会長を務めた[2][3]後、エジプト天然ガス持株会社 (EGAS) の会長に任命された[4]。
その後、イスマイールは国営の石油持株会社であるガヌーブ・エル・ワーディ石油持株会社 (GANOPE) の社長や会長を務めた[5][6]。2013年7月16日、シェリーフ・ハッサン・ハッダーラの後任として[7]ハーゼム・エル=ベブラーウィー暫定内閣の石油相に指名された[8]。2015年9月19日から、同国の首相を務める[9]。
2018年6月2日にアブドルファッターフ・アッ=シーシー大統領の2期目が開始したことに伴い、6月5日に首相辞任を表明[10]。
2023年2月4日、エジプト政府がイスマイールの訃報を発表した[11]。67歳没。
脚注