グリセロール-2-ホスファターゼ(Glycerol-2-phosphatase、EC 3.1.3.19)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。
- グリセロール2-リン酸 + 水グリセロール + リン酸
従って、この酵素の2つの基質はグリセロール2-リン酸と水、2つの生成物はグリセロールとリン酸である。
この酵素は加水分解酵素に分類され、特にリン酸エステル結合に作用する。系統名は、グリセロール-2-リン酸ホスホヒドロラーゼ(glycerol-2-phosphate phosphohydrolase)である。
出典
- Boyer, P.D., Lardy, H. and Myrback, K. (Eds.), The Enzymes, 2nd ed., vol. 5, Academic Press, New York, 1961, p. 37-47.
- Tsuboi KK, Wiener G and Hudson PB (1957). “Acid phosphatase. VII. Yeast phosphomonoesterase; isolation procedure and stability characteristics”. J. Biol. Chem. 224 (2): 621–635. PMID 13405892.