MySpaceで自身の楽曲をアップロードし、注目を浴びた。リアーナ、ニーヨ、ケシャといったミュージシャンの楽曲をプロデュースした経験を持つ。代表曲は、2011年に発表した「Feel So Close」で、全米シングルチャートにて最高12位まで上昇した。また、リアーナのシングル「ウィー・ファウンド・ラヴ」にフィーチャーされ、8週間連続、計10週間全米一位を誇るなど、世界的に有名なDJの一人でもある。
人物
1984年1月17日に、スコットランドのダムフリースにて生まれる。「子供時代はサッカー選手のスティーブ・マクマナマンに憧れていたが、自分はサッカーをプレイしなかった。彼のようなカーリーヘアを持っていなかったから」と冗談で語っている。ミュージシャンとしての道を本格的に歩み始めたのは、まだ彼が10代の頃だった。その後、デモ制作などで着実に知名度を上げていき、2006年に、ソニーミュージック傘下のコロムビア・レコードとの契約を果たす。1年後の2007年には、メジャーデビューアルバム『I Created Disco』をリリースし、イギリス国内で10万枚以上を売り上げ、ゴールドディスクを獲得した。そして2年後に発表した2ndアルバム『Ready for the Weekend』も同じくゴールドディスクを獲得。2016年には、リアーナとコラボしたシングル「This Is What You Came for」をリリースし、アメリカレコード協会RIAAによってプラチナディスク認定された[1]。
ハリスは「今朝、ラジオから流れるクリス・ブラウンの新曲を聴いたときに、コーンフレークを喉に詰まらせそうになったよ!どういう意味かわかる?」とTwitterでつぶやいた。これはクリス・ブラウンの2010年の新曲「Yeah 3x」が、ハリスが2009年に発表した "I'm Not Alone"にそっくりだという意味であった[4]。その後、Twitterでクリス・ブラウンのファンから「あなたの曲なんて誰も知らない」と攻撃を受けた。これに対しハリスは「何を言おうと、盗作は盗作だ。DJ Frank E(「Yeah 3x」のプロデューサー)のことをリスペクトしているけれど、彼は僕の曲を知っているはずだ」とツイートした。騒動ののち、クリス・ブラウン本人が2曲を聴き比べた上で類似を認め、カルヴィン・ハリスの本名「Adam Richard Wiles」を「Yeah 3x」作曲者のクレジットに追加した[5]。
^“Calvin Harris”. Official Charts Company. 21 February 2015閲覧。
^Peak chart positions for albums and singles in Australia:
All except "Acceptable in the 80s", "You Used to Hold Me" and "Open Wide": “Discography Calvin Harris”. australian-charts.com. Hung Medien. 24 September 2010閲覧。