エドゥアール・デタイユ (Jean-Baptiste Édouard Detaille、1848年 10月5日 - 1912年 12月23日 )はフランス の画家 。軍事芸術 (英語版 ) 作品を描いた。
略歴
パリ で生まれた。祖父はナポレオン軍に武器を納入した人物で、父親は、アマチュア画家で、オラース・ヴェルネ のような有名な画家や、多くのコレクターを友人に持つ人物であった。父親に望まれて画家になる修行をした。17歳になった時、戦争画を得意とした画家のエルネスト・メソニエ の弟子になった。[ 1]
1867年にサロン・ド・パリ に初めて出展し[ 1] 、1868年に軍楽隊を描いた絵画を出展し[ 2] 、画家としての評価が高まった。1870年にエティエンヌ=プロスペル・ベルン=ベルクール (1838–1910)、アレクサンドル・ルイ・ルロワール (1843-1884)とジャン=ジョルジュ・ヴィベール (1840-1902)の3人の若い画家とアルジェリアを旅した[ 1] 。
1870年に普仏戦争 が始まると、フランス陸軍に召集され、機動連隊に属した。この戦争の経験が多くの戦争や軍人を描いた作品に生かされた。1885年に「フランス陸軍」( L'Armée Française)という画集を出版した。
1872年にレジオンドヌール 勲章(シュバリエ)を受勲し、1881年にオフィシエ、1897年にコマンドゥールを受勲した[ 3] 。
エメ・モロー による肖像画(1899年)
作品
「 兵士たちの夢」
観戦武官の前で働く電信部隊(1880)
「塹壕で」
ロシアの戦いの竜騎兵
親衛隊の砲兵
カラビニエール(銃騎兵)
参考文献
外部リンク