エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン(スペイン語: Estadio Ramón Sánchez Pizjuán, [esˈtaðjo raˈmon ˈsantʃeθ piθˈxwan])は、スペイン・セビリアのサッカー専用スタジアム。セビージャFCのホームスタジアムとして使用される。収容人数は45,500人。
歴史
1937年、当時セビージャFCの会長を務めていたラモン・サンチェス・ピスフアンがスタジアム建設予定地を購入し、1954年の設計コンペを経て、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウの設計も担当したマヌエル・ムニョス・モナステイロ氏のデザインが採用された[2]。1956年12月2日、新スタジアムの建設工事がスタートすると、2年後の1958年夏にほぼ全ての工程が完了し、エスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアン (Estadio Ramón Sánchez Pizjuán)と命名された[2]。
1958年9月7日、セビージャFC対レアル・ハエンとの親善試合でこけら落しとなった[3]。スタジアム初の公式戦は、こけら落しから2週間後に行われたレアル・ベティスとのアンダルシア・ダービーであり、初ゴールはベティスのルイス・デル・ソルが挙げた[3]。
1958年に完成して以来、セビージャFCがホームスタジアムとして使用している。スタジアム名はセビージャFCの元会長ラモン・サンチェス・ピスフアンに因む。
スペイン代表には、このスタジアムで行われた試合には一度も負けた事がないという「伝説」がある。
スペインで開催された1982年FIFAワールドカップでは、グループリーグのブラジル対ソビエト連邦、準決勝の西ドイツ対フランスの2試合が行われた。1986年のUEFAチャンピオンズカップでは決勝戦会場に使用された。
2022年5月にはUEFAヨーロッパリーグ 2021-22決勝を開催した。
開催された主な試合
日付 |
ホームチーム |
結果 |
アウェーチーム |
ラウンド
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1982年6月14日 |
ブラジル |
2-1 |
ソビエト連邦 |
グループステージ
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1982年7月8日 |
西ドイツ |
3-3 (5-4 p) |
フランス |
準決勝
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アクセス
ギャラリー
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2022年のスタジアム
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外観
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正面入り口
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試合前のスタジアム
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2008年のスタジアム
関連項目
脚注
外部リンク
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UEFAチャンピオンズカップ時代 (1955-1992) | 1950年代 | |
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1960年代 | |
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1970年代 | |
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1980年代 | |
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1990年代 | |
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UEFAチャンピオンズリーグ時代 (1992-) | 1990年代 | |
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2000年代 | |
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2010年代 | |
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2020年代 | |
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開催国:スペイン |
ホセ・リコ・ペレス (アリカンテ), ヌエボ・エスタディオ (エルチェ), カンプ・ノウ (バルセロナ), サリア (バルセロナ), サン・マメス (ビルバオ), エル・モリノン (ヒホン), リアソール (ラ・コルーニャ), サンティアゴ・ベルナベウ (マドリード), ビセンテ・カルデロン (マドリード), ラ・ロサレーダ (マラガ), カルロス・タルティエレ (オビエド), ラ・ロマレーダ (サラゴサ), ベニト・ビジャマリン (セビリア), サンチェス・ピスフアン (セビリア), ルイス・カサノバ (バレンシア), ホセ・ソリージャ (バリャドリード), バライードス (ビーゴ)
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