ウェイン・ロス・スミス(Wayne Ross Smith, 1957年4月19日 - )は、ニュージーランドのラグビー指導者。元ラグビー選手。元ラグビーニュージーランド代表。コベルコ神戸スティーラーズのヘッドコーチを2024-25シーズンから務める。
来歴
現役時代のポジションは、ファースト・ファイブ・エイス。ニュージーランド州代表選手権カンタベリー(カンタベリー・ラグビー・フットボール協会)で競技を始め、1980年にラグビーニュージーランド代表(オールブラックス)に初選出される。1985年までニュージーランド代表選手として活躍し17キャップ。
1997年にカンタベリー・クルセイダーズ(現・クルセイダーズ)ヘッドコーチに就任しチームを6位(1997年)、1位(優勝、1998年)、1位(優勝、1999年)の成績に導く。
2000年に当時低迷期にあったラグビーニュージーランド代表ヘッドコーチに就任しチームの建て直しを図るも良い成績は残せず、2シーズン後の2001年に代表ヘッドコーチを更迭される。
2001年シーズンからイングランドプレミアシップノーザンプトン・セインツヘッドコーチに就任。パワーゲンカップ(現・アングロ・ウェルシュカップ)でチームを2位(2001年、2002年)に導く。
2004年にラグビーニュージーランド代表アシスタントコーチに任命されノーザンプトン・セインツヘッドコーチを辞任。ニュージーランドへ帰国する。
2004年シーズンからグラハム・ヘンリーヘッドコーチのアシスタントとしてラグビーニュージーランド代表アシスタントコーチに就任(担当はバックス)。
2012年シーズンからスーパーラグビーチーフスのコーチングチームに加わった。
2015年シーズンから再びラグビーニュージーランド代表アシスタントコーチに就任[1]。2017年シーズンに退任。
2018年シーズンから2年契約で神戸製鋼コベルコスティーラーズ総監督(ヘッドコーチはデーブ・ディロン)に就任。
2022年、ラグビー女子ニュージーランド代表のヘッドコーチに就任[2]。
2024年8月、コベルコ神戸スティーラーズのヘッドコーチに就任した[3]。
関連項目
脚注