『インビンシブル』は、瀬下猛による日本のラグビーを題材とした漫画作品。『モーニング』(講談社)にて、2021年10号(2021年2月4日発売)から[1]2022年20号まで連載。プロリーグ化した日本のラグビー界を舞台としている[2]。
あらすじ
北九州市が舞台[3]。ジャパンラグビープレミアリーグに属する北九州小倉ホワイツはかつて日本最強のラグビーチームだったが、コスト削減で主力メンバーが立て続けに移籍し、弱体化していた。そんなチームに原田スコット春介という謎の選手が加入する[4]。
登場人物
北九州小倉ホワイツ
- 原田スコット春介(はらだ スコットしゅんすけ)
- 主人公。ポジションはスクラムハーフ。日本とフランスのハーフ。自己中心的な性格。酒は苦手。
- 室浪浩二(むろなみ こうじ)
- チームの主将。ポジションはナンバーエイト。怪我以降振るわない。自分本位。
- 町田翔(まちだ しょう)
- チームの副主将。ポジションはロック。室浪と同期。
- 中岡虎居(なかおか とらい)
- ゼネラルマネージャー・中岡良市の息子。ポジションはスタンドオフ。原田とは高校時代からの付き合いで兄弟のような関係。
- 大友謙(おおとも けん)
- ポジションはセンター。無口。
- 篠原一生(しのはら かずき)
- ポジションはフッカー。磐田インディゴズの工藤と因縁がある。
- 今村仁(いまむら ひとし)
- ポジションはプロップ。広島出身でカープファン。
- 相田剣二(あいだ けんじ)
- ポジションはスタンドオフ。ファン思いである。
- 中岡良市(なかおか りょういち)
- GM。原田ら癖のある選手を獲得した。
- ロバート・ハレルソン
- チームのヘッドコーチ。ニュージーランド人。放任主義である。
府中イエローズ
- 黒木大和(くろき やまと)
- 北九州小倉ホワイツ黄金時代に在籍してたが、現在は府中イエローズに移籍。ポジションはスタンドオフ。
磐田インディゴズ
- 工藤太陽(くどう たいよう)
- ポジションはプロップ。北九州小倉ホワイツに在籍していたが、強さを望んで磐田インディゴズに移籍。
その他の人物
- 中岡エマ
- 良市の娘で虎居の姉。キタキューTVのアナウンサー。
用語
- ジャパンラグビープレミアリーグ
- 8チームからなる日本のラグビーのプロリーグ。北九州小倉ホワイツ・神戸ダークス・豊田フォレッツ・磐田インディゴズ・府中イエローズ・横浜ブルース・船橋レッズ・釜石ローズが所属している。
- 北九州小倉ホワイツ
- 北九州市を本拠地とするジャパンラグビープレミアリーグ所属のラグビーチーム。黄金時代はその強さからインビンシブルと呼ばれていたが、現在は低迷している。
- 府中イエローズ
- 東京都府中市を本拠地とするジャパンラグビープレミアリーグ所属のラグビーチーム。元ホワイツ所属の選手が率いている。
- 磐田インディゴズ
- 静岡県磐田市を本拠地とするジャパンラグビープレミアリーグ所属のラグビーチーム。
書誌情報
脚注
外部リンク