TODA BUILDINGは、東京都中央区京橋に建設中の超高層ビルである。
概要
1961年5月に新八重洲ビルディングとして竣工した戸田建設の旧本社「戸田ビルディング」の建て替え事業として、戸田ビルディング及び全信組連ビル等周辺の建物を解体した跡地に建設された[2][3]。
旧TODAビルの建て替え計画は2008年に始まり、2015年に「芸術文化の拠点づくり」と「地域の防災力強化」を掲げて東京都に特区提案が行われ、2016年3月に都市計画決定がなされた[4]。
高層部は戸田建設本社と賃貸オフィスで占められ、地上1階から6階の低層部が芸術文化エリアとなる。芸術文化エリアにはソニー・クリエイティブプロダクツの運営するミュージアム、ホール・カンファレンスや、小山登美夫ギャラリー、タカ・イシイギャラリー、KOSAKU KANECHIKA、Yutaka Kikutake Galleryが入居するギャラリーコンプレックス、戸田建設のアート事業の拠点となるアートラウンジ、エントランスロビーなどの共用スペース、アートショップ&カフェが入り、「誰もが気軽に、芸術・文化を体感できる機会を創出」し、「新進アーティストの育成」と「情報発信の場の創出」を目指す[4]。
旧TODAビルの建て替えを検討していた時期と同じ頃に、隣接するブリヂストン美術館が入っていたブリヂストンビルも建て替えの検討が進められていた。そこで戸田建設はブリヂストンビルを所有していた永坂産業と共同で街区を開発し、ミュージアムタワー京橋とTODA BUILDINGの双方で芸術文化拠点を一体的に整備する計画となった[4]。
入居企業
戸田建設本社、味の素本社[5]、コスモエネルギーホールディングスの本社・グループ企業[6]などが入居予定。
出典
外部リンク