National P(ナショナル ピー)は、日本のロックバンド、POLYSICSのアルバム。2003年10月29日、キューンレコードよりリリース。
概要
前作ミニアルバム『カジャカジャグー』のレコーディング中にスガイジュンイチが脱退、サポートドラマーにSNAIL RAMPのイシマルを迎えて制作された本アルバムは、バンドサウンドが前面に押し出されたアルバムとなった。
『カジャカジャグー』『National P』を作り終え、自信がついたメンバー(特にハヤシ)であったが、裏腹にセールス的には当時のPOLYSICSのアルバムの中で最低の売り上げを記録してしまった。これにはハヤシも「自分がやっていることはここまで伝わらないのか」と相当落ち込んでしまった。さらに「日本人のほとんどの人は、自分の弱い部分を代弁したり、応援したり、元気づけるような歌を好む」と指摘され、さらに落ちたという[1]。しかしながら、現在では売れ出してきているという。
オリコンチャートでは初リリース時は最高位109位であったが、2007年8月時点にて最高位22位を記録している。
初回限定カラーケース仕様。またエンハンスド仕様で、「カジャカジャグー」のPVが収録されている(こちらは永続仕様)。
収録曲
- Mr. ELECTRIC SHOCK!! (2:05)
- ピーチパイ・オン・ザ・ビーチ(2:50)
- LOOKIN' LOOKIN' GAA (2:56)
- SONYさん(3:09)
- ワチュワナドゥー (1:51)
- ウィーダー(2:11)
- アンソロジー(1:04)
- SCHIZOID VOW!!(2:14)
- がんばれミリンダ (3:03)
- カジャカジャグー (with TOO SHY) (3:22)
- ミニアルバム表題曲のアルバムバージョン。イントロが少し長くなり、カジャグーグーのニック・ベッグスがスティック・ベースで参加しており、音が厚くなっている。ボーカルも録り直されている。
- CARS (2:26)
- LED (2:41)
- MY ROOM (4:16)
- スイッチラブショー(2:27)
全作詞・作曲:Hiroyuki Hayashi 編曲:POLYSICS
「ワチュワナドゥー」(#5) (作詞・作曲:Fumi 編曲:POLYSICS)
脚注
- ^ ナタリー 「『We ate the machine!』完成記念 ハヤシが振り返るPOLYSICS10年史」
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ハヤシ - フミ - ヤノ カネコ - サコ - スガイ - カヨ - ナカムラリョウ |
シングル | |
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アルバム |
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映像作品 | |
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出演番組 | |
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関連項目 | |
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