LGA1155は、ランド・グリッド・アレイ (Land grid array) を採用したインテル製CPUソケットで、LGA1156の後継にあたる規格である。別名は、Socket H2。
概要
Sandy BridgeマイクロアーキテクチャとIvy Bridgeマイクロアーキテクチャに対応しており、メインストリームCPU用となる。2011年の第1四半期に発表された。外観は、LGA1156と比較した場合、切欠きの位置が異なり、ランド(陸=平たい接点)の数が一つ減り、1155個である。LGA1155以外のLGA115x系(LGA1156、LGA1150、LGA1151)との互換性はない。ただし、CPUファン、ヒートシンクの取り付け穴の配置は、LGA115x系と同一であり、互換性を持つ。
対応CPU
- Intel Core i7 3700/2000 番台 (IvyBridge/SandyBridge)
- Intel Core i5 3000/2000 番台 (IvyBridge/SandyBridge)
- Intel Core i3 3000/2000 番台 (IvyBridge/SandyBridge)
- Pentium G2000〜G2100番台/G800〜G600番台 (IvyBridge/SandyBridge)
- Celeron G1600番台/G500〜G400 番台 (IvyBridge/SandyBridge)
- Xeon E3 1200番台 v2/1200番台 (IvyBridge/SandyBridge)
対応チップセット
Sandy Bridge
以下のインテル6シリーズチップセットで対応。
Ivy Bridge
以下のインテル7シリーズチップセットで対応。
脚注
- ^ これらのチップセットではUSB 3.0はサポートされていない。マザーボードメーカーは外部のUSB 3.0コントローラチップによってUSB 3.0サポートを追加している。
- ^ a b いくつかのチップセットはPCIをサポートしていないが、マザーボード側でPCI ExpressをPCIに変換するPCIブリッジチップを用いてPCIをサポートしているものが存在する。
- ^ PCIe 3.0の性能を引き出すにはIvy Bridge CPUがPCIe 3.0コントローラを内蔵している必要がある。しかし、いくつかのIvy Bridge CPUはPCIe 2.0相当の機能しか持っていない。
出典
関連項目
外部リンク