GRB 221009Aは、フェルミガンマ線宇宙望遠鏡を過飽和状態にした。また、中国の大型高高度エア・シャワー天文台は、GRB 221009A の発生中に5,000個の高エネルギー光子(18 TeVの光子を含む)の発生を記録した。この異常なまでの高エネルギーを持つ光子が GRB 221009A に由来しているものとするなら、アクシオンなどの未知の物理学の特性を示唆するものである。GRB 221009A によって地球の電離層の大きさは数時間に渡って検出可能なほど大きく変化した[5]。一部の天文学者は、このガンマ線バーストを「Brightest Of All Time(史上最も明るい)」、または頭文字をとって「ボート(BOAT)」と呼んでいる[5][6]。X線エネルギーでの残光は、以前に観測されたガンマ線バーストよりも数百倍明るい[7]。