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FREETELのロゴ
プラスワン・マーケティング株式会社Plus One Marketing Ltd. 略称
POM 本社所在地
日本 〒 541-0057大阪府 大阪市 中央区 北久宝寺町3丁目6番1号 本町南ガーデンシティ7階 設立
2012年10月5日 業種
情報・通信業 法人番号
8010401102353 事業内容
1)スマートフォンなど携帯電話機器の製造・販売 2)モバイルアプリケーションの制作・販売 代表者
大仲泰弘[1] 資本金
5000万円[1] [2] 売上高
100億5900万円 (2017年3月期)[3] 営業利益
△53億8800万円 (2017年3月期)[3] 純利益
△55億3000万円 (2017年3月期)[3] 純資産
14億2650万5000円 (2017年3月期)[3] 総資産
61億1787万6000円 (2017年3月期)[3] 主要株主
増田薫 31.7% (株)ヨドバシカメラ 22.3%[3] 特記事項:2018年1月9日にMAYA SYSTEMへ全事業(端末事業)を譲渡して事業停止。以前行っていたMVNO事業は2017年11月に楽天に譲渡された。 テンプレートを表示
FREETEL (フリーテル)は、MAYA SYSTEM が製造・発売していた、日本の携帯電話 端末のブランド名[4] である。以前はプラスワン・マーケティング株式会社 (Plus One Marketing Ltd. )が携帯電話端末の製造とMVNO 事業を行っていたが、2018年 1月9日にMAYA SYSTEMへブランドと携帯電話の製造と販売事業が譲渡された[5] [6] 。
「FREETEL SIM」ブランドのMVNO事業は、2017年 11月に楽天モバイル へ譲渡[7] して名称も2018年 1月15日に楽天 へ統一された[8] 。
概要
プラスワン・マーケティングが発売した携帯電話端末のブランド名で、「Made by JAPAN」を標榜して『日本の品質基準で製造元を管理して「日本品質」をアピール』[9] し、販売した端末は「MUSASHI」「KIWAMI」「KATANA」「REI」 「RAIJIN」と日本語由来の名称を付けたものが多い。
プラスワン・マーケティングは2015年 にNTTドコモ 網を使ったMVNO事業に参入し、一時は43.3万回線でMVNOの業界5位で国内市場の5.3パーセント を占める[10] が、出店計画は想定を下回り、同業他社との競合や広告宣伝費が重荷となり、2017年3月期の業績は売上高が100億5900万円で営業損益は53億8800万円の赤字[11] となり、3期連続の赤字を計上した。9月にMVNO事業を分離して楽天モバイルへ譲渡[3] するが経営は好転せず、12月4日に民事再生法 の適用を申請した。民事再生スポンサー候補は株式会社MAYA SYSTEM で[2] 、楽天モバイルが継承したサービスは2018年1月15日に楽天へブランドが統一された[8] 。
2017年12月30日に携帯端末製造販売事業とFREETELブランドを2018年1月9日付でMAYA SYSTEMへ譲渡する契約を締結し、FREETELブランドはMAYA SYSTEMの1ブランドとして存続[5] [6] する。MAYA SYSTEMへ事業譲渡後もプラスワン・マーケティングは民事再生手続を継続する。
MAYA SYSTEM移行後は、2018年2月に新機種2機の端末を発売したのみで、2022年12月31日をもって発売した端末全機種のサポートを終了。公式HPも閉鎖となった。
沿革
2012年10月5日 プラスワン・マーケティングを設立する。
2013年11月16日 プラスワン・マーケティング、Android 搭載SIMロック フリースマートフォン 「freetel」を発売[12] する。
2015年6月22日 「freetel」から「FREETEL」にブランドを変更し、同年7月からMVNOとして「FREETEL SIM」サービスを開始[13] する。
2017年
2018年
1月9日 携帯端末製造販売事業並びにFREETELブランドをMAYA SYSTEMへ譲渡[5] [6] する。
1月15日 MAYA SYSTEMに譲渡された、端末のサポート業務を再開[19] する。
1月15日 楽天に譲渡された、MVNO事業のブランドを楽天に統合[8] する。
2022年
端末
携帯電話・スマートフォン
※但し書きを除いて全てAndroid搭載スマートフォンである。
freetel
FREETEL変更後
モバイルルーター
タブレット端末
楽天モバイルへ譲渡された事業
MVNO事業
「freetel mobile(フリモバ)」と「FREETEL SIM」を運営していた。
freetel mobile
freetel時代の2014年に開始。
FREETEL SIM
料金
データ通信は最小1GBから3GB・5GB・8GB・10GB・15GB・20GB・30GB・40GB最高50GBと10段階のプランが用意されている。
通話料金は30秒で20円。
サービス・施策
iPhone ・iPad 向けのSIMがあり、App Store の閲覧・ダウンロードに関わる通信料が無料になる特典に加え、APNがあらかじめセットされており、面倒なAPN設定が不要にできる。
Pokémon GO で通信した際に発生する通信料が無料になるサービスが行われている。
LINE などのSNS通信が無料になるサービスもある。2016年12月20日から、これらに加えてTwitter 、Facebook 、Instagram 、Facebook Messengerもパケット通信無料の対象となる。ただし、Twitter、Facebook、Facebook Messengerは定額3GB以上、Instagramは定額5GB以上の通信プランが対象である。
2017年6月には、ドワンゴ が運営するniconico と共同で「ニコニコSIM(仮) 」を発売。契約初年はniconicoプレミアム会員料金が無料となる。
行政処分
2017年4月21日に、格安スマホ 会社として初めて消費者庁 ・総務省 から景品表示法 違反で行政処分を受ける[20] 。CMなどで「業界最速」「シェアNo.1」を謳い顧客を集めたが裏付け根拠が無く、一部アプリで「通信料無料」としながら実際は通信料を請求していた点も問題視された。
関連項目
佐々木希 - CMキャラクター(2016年 - 2017年)
高田純次 - CMキャラクター(2017年)
両者とも、かつてウィルコム のCMキャラクターを務めており、ウィルコム時代も共演していた。
脚注
参考文献
外部リンク