CLOSE/クロース

CLOSE/クロース
Close
監督 ルーカス・ドン
脚本
  • ルーカス・ドン
  • アンジェロ・タイセンス
製作
  • ディルク・インペンス
  • ミシェル・ドン
  • ミシェル・サン=ジャン
出演者
音楽 ヴァランタン・アジャディ
撮影 フランク・ヴァン・デン・エーデン
編集 アラン・デソヴァージュ英語版
製作会社
  • メヌエット
  • ディアファナ・フィルムズ
  • トプカピ・フィルムズ
  • ヴァーサス・プロダクション
配給
公開
上映時間 104分[2]
製作国
言語
興行収入 $3,500,000[3]
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CLOSE/クロース』(Close)は、2022年に公開されたカミング・オブ・エイジドラマ映画

ルーカス・ドン監督によるドンの監督デビュー映画『Girl/ガール』(2018年)から引き続いてアンジェロ・タイセンスと共同で脚本を執筆した。出演はエデン・ダンブリン、グスタフ・ドゥ・ワール、エミリー・ドゥケンヌレア・ドリュッケール英語版らである。

2022年5月26日に第75回カンヌ国際映画祭でプレミア上映され[4]グランプリを獲得した。第95回アカデミー賞国際長編映画賞にベルギー代表作として出品され、ノミネートに至った[5]。またベルギー映画批評家協会英語版によりアンドレ・カヴェンズ(作品賞)英語版が贈られた[6]

日本国内のキャッチコピーは「永遠を壊したのは、僕。」。日本版予告編では「僕のしたことは、君をどれだけ傷つけたのだろう」という主人公の言葉が切り取られている。

プロット

13歳のレオと長い夏期休暇を無邪気に過ごしていたが、学校に戻ると2人のその親密な間柄は周囲の注目を浴び、言及されたために友情に亀裂が入る。侮辱的、または押しつけがましい言及に反応したレオはレミから距離を置こうとする。

キャスト

製作

2018年12月19日、ルーカス・ドン第71回カンヌ国際映画祭で賞を獲得した監督デビュー映画英語版Girl/ガール』の後継作を企画していることが発表された。共同脚本のアンジェロ・タイセンスとプロデューサーのディルク・インペンスは当時題名未定のこの映画で再度組むこととなり、ドンは「異なる作品であるが、『Girl/ガール』のスタイルでもある」、「中心にはクィアにキャラクターがいる」と述べた[7]。脚本を執筆するにあたってドンは心理学者のニオベ・ウェイの著書『Deep Secrets: Boys’ Friendships and the Crisis of Connection』からインスピレーションを受けた。この本はウェイが10代の少年たちの親密さについて研究した記録である[8]。ドンは本の中で繰り返し出てくる「親密な友情」にちなんでこの映画を名付けた[9]

2020年7月23日時点まで企画は進展しなかったが、ドンはアマチュア俳優が演じることになる2人の男性主人公のための公開キャスティングコールを設定し、8月末までにキャスティングが行われる予定であることが発表された。さらに撮影開始は翌年夏に予定された[10]。キャスティングコール時点ではフランス語とオランダ語話者両方を対象としており、キャスティング後にドンはフランス語での撮影を決定した[11]。2020年10月20日、題名が『Close』となり、また国際的な販売代理店であるザ・マッチ・ファクトリーがプロジェクトに参加したことが発表された。またドンの兄弟のミシェル・ドンも製作に加わった[12]。2021年6月29日、この映画はユーリマージュ英語版の共同制作融資の年時リストに掲載され、同ファンドは30万ユーロを支援した[13]

主要撮影は2021年7月9日に開始された。製作開始と同時にエミリー・ドゥケンヌレア・ドリュッケール英語版が主要な役柄で起用された事も発表された。映画についてドンは「『Girl/ガール』の圧倒的な旅から3年、特にこの物語は私の心に近いものなので、この非常に才能あるキャストとスタッフと共にセットに戻れたことは信じがたいほど嬉しい」と語った[14]

公開

『CLOSE/クロース』のワールド・プレミアは2022年5月26日に第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で行われ[15]グランプリを獲得した。また2022年のシドニー映画祭英語版の公式コンペティション部門で上映され、シドニー映画賞を獲得した[16]

フランスでは2022年11月1日にディアファナ・ディストリビューション、ベネルクスでは11月2日にルミエール配給で公開された。アメリカ合衆国のでは2022年12月2日にニューヨークロサンゼルスで1週間限定で劇場公開され、2023年1月27日にA24配給で封切られた[17][18]

日本では2023年7月14日、クロックワークス配給により劇場公開された[1][19]

カンヌでストリーミング・サービスのムビ英語版がイギリス、アイルランド、ラテンアメリカ、トルコ、インドでの配給権を獲得した[20]

評価

批評家の反応

レビュー収集サイトRotten Tomatoesでは87件の批評に基づいて支持率は92%、平均点は8.5/10となり、「上映時間の大部分において、操作的なエンディングでさえもその体験を台無しに出来ないほど感動的で、『CLOSE/クロース』は失われた子供時代の無邪気さを優しく、力強く描いている」とまとめられた[21]Metacriticでは25件の批評に基づいて加重平均値は81/100と示された[22]。この映画はドンの脚本と演出が批評家に感銘を与え、その映画技術と物語構造は青年期カミングアウトのテーマを扱う能力で賞賛された[23][24]。また批評家は出演俳優の演技も賞賛した[25]。さらにルカ・グァダニーノの2017年の映画『君の名前で僕を呼んで』と比較された[26]

批評家のピーター・ブラッドショー英語版は『ガーディアン』誌上において5点満点で4点を与え、語られる物語は「賢明な10代の若者はおそらく現在の人間関係とLGBT問題の言語について話し、(中略)友情の終わりは壊滅的だ」という点において「不穏」であると評した。ブラッドショウはまた主人公2人の関係には「それを説明する大人の人生経験が皆無」であるため、「同性愛嫌悪への不誠実な屈服に等しいものへの憤り」を表現する能力があることを見いだした。さらに彼は俳優たちの演技も賞賛しており、ドゥ・ワールとダンブリンを「素晴らしい」、ドゥケンヌとドリュッケールを「貴重な登場人物」であると評した[27]

ハリウッド・リポーター』のレスリー・フェルペリンはこの映画を「自殺と罪悪感について」の「胸が張り裂けそうな感情豊かな物語」であり、「ドンど彼のチームは見事なマジックアワーのレンズで感情のダイアルを上げる方法を知っている」と評し、一方で監督は感情を沈めるために「十分にブレーキをかけ続けている」にもかかわらず物語は外在化について「やり過ぎる寸前」であるとみなした[26]。『デイリー・テレグラフ』のロビー・コリンは5点満点を与え、場面が「確実だが羽のように軽いタッチで処理されている」ために監督の仕事が「完璧」であると評し、「『CLOSE/クロース』は友情についての素晴らしい映画だが、おそらく孤独であることについての更に素晴らしい映画だ」と結論づけた[28]

ラ・レプッブリカ』のロベルト・ネポティは映画の物語を2つの瞬間に分割し、1つめは「牧歌的な」雰囲気の子供時代に関連し、2つめは思春期に関連して主人公たちの「新家を示すことでよりドラマチックになる」とし、その中で彼は「まだ未熟で未定義の性という敏感なテーマを扱う繊細さ」につて述べた。彼は「よく練られた」脚本、登場人物を取り巻く「色彩の象徴的な仕事」をする監督の能力を高く評価したが、物語の後半にドンは「鑑賞者の感情を過度に募らせることによって哀れな誘惑に取り憑かれることを許している」と指摘した[29]

カンヌ国際映画祭で75人の批評家を対象としたインディーワイア英語版の投票では『CLOSE/クロース』は最高の作品に選ばれた[30]

受賞とノミネート

授賞式 部門 対象 結果 参照
カンヌ国際映画祭 2022年5月28日 パルム・ドール ルーカス・ドン ノミネート [31]
グランプリ 受賞
クィア・パルム ノミネート [32]
シドニー映画祭英語版 2022年6月19日 シドニー映画賞 『CLOSE/クロース』 受賞 [33]
ミシュコルツ国際映画祭英語版 2022年9月17日 エメリック・プレスバーガー賞 ノミネート [34]
CICAE賞 受賞 [35]
ハンプトンズ国際映画祭英語版 2022年10月15日 ナラティブ作品賞 受賞 [36]
ミルバレー映画祭英語版 2022年10月18日 ワールドシネマ観客賞 (非英語) 受賞 [37]
シカゴ国際映画祭 2022年10月21日 ゴールド・ヒューゴ ノミネート [38]
[39]
シルバー・ヒューゴ審査員賞 受賞
ゴールド・Qヒューゴ 受賞
モントクレア映画祭英語版 2022年10月30日 ジュニア審査員特別演技賞 エデン・ダンブリンドイツ語版 受賞 [40]
セビリア・ヨーロピアン映画祭英語版 2022年11月12日 ゴールデン・ジラルディロ英語版 『CLOSE/クロース』 ノミネート [41]
ゴールデン審査員賞 受賞
男優賞 エデン・ダンブリン 受賞
英国インディペンデント映画賞 2022年12月4日英語版 国際インディペンデント映画賞 ルーカス・ドン、アンジェロ・タイセンス、ミシェル・ドン、ディルク・インペンス ノミネート [42]
ナショナル・ボード・オブ・レビュー 2022年12月8日 外国語映画賞 『CLOSE/クロース』 受賞 [43]
ヨーロッパ映画賞 2022年12月10日英語版 作品賞 ノミネート [44]
監督賞 ルーカス・ドン ノミネート
脚本賞 ルーカス・ドン、アンジェロ・タイセンス ノミネート
男優賞 エデン・ダンブリン ノミネート
ヨーロッパ・ユニバーシティ映画賞英語版 『CLOSE/クロース』 ノミネート [45]
ワシントンD.C.映画批評家協会 2022年12月12日英語版 国際/外国語映画賞英語版 ノミネート [46]
シカゴ映画批評家協会 2022年12月14日 外国語映画賞 ノミネート [47]
セントルイス映画批評家協会 2022年12月18日英語版 国際映画賞 ノミネート [48]
ダラス・フォートワース映画批評家協会 2022年12月19日 外国語映画賞 次点 [49]
ベルギー映画批評家協会英語版 2022年12月20日 アンドレ・カヴェンズ賞英語版 受賞 [6]
サンディエゴ映画批評家協会 2023年1月6日英語版 国際映画賞 ノミネート [50]
サンフランシスコ・ベイエリア映画批評家協会 2023年1月9日英語版 国際長編映画賞 ノミネート [51]
オースティン映画批評家協会 2023年1月10日英語版 国際映画賞 ノミネート [52]
ゴールデングローブ賞 2023年1月10日英語版 外国語映画賞 ノミネート [53]
ジョージア映画批評家協会英語版 2023年1月13日 国際映画賞 ノミネート [54]
クリティクス・チョイス・アワード 2023年1月15日 外国語映画賞 ノミネート [55]
ヒューストン映画批評家協会 2023年2月18日 外国語映画賞 『CLOSE/クロース』 ノミネート [56]
ハリウッド批評家協会英語版 2023年2月24日 国際映画賞 ノミネート [57]
サテライト賞 2023年3月3日英語版 国際映画賞英語版 ノミネート [58][59]
オリジナル脚本賞英語版 ルーカス・ドン、アンジェロ・タイセンス ノミネート
アカデミー賞 2023年3月12日 国際長編映画賞 『CLOSE/クロース』 ノミネート [5][60][61]

脚注

  1. ^ a b c Close - IMDb(英語)
  2. ^ Close (12A)”. British Board of Film Classification. 17 December 2022閲覧。
  3. ^ Close (2022)”. Box Office Mojo. 4 February 2023閲覧。
  4. ^ Scott Roxborough (14 April 2022). “David Cronenberg, Park Chan-wook, Kelly Reichardt Set for Cannes Competition”. The Hollywood Reporter. 14 April 2022閲覧。
  5. ^ a b 2023 Oscars Nominations: See the Full List”. Academy of Motion Picture Arts and Sciences (January 24, 2023). 2023年2月5日閲覧。
  6. ^ a b ‘Close’ remporte le prix du meilleur film belge de l’année” (フランス語). Le Soir (21 December 2022). 20 December 2022閲覧。
  7. ^ Wiseman, Andreas (December 19, 2018). “'Girl' Director Lukas Dhont To Reteam With Writer & Producer On Next Movie”. Deadline Hollywood. September 25, 2020時点のオリジナルよりアーカイブJuly 21, 2021閲覧。
  8. ^ Ellwood, Gregory (November 29, 2022). “'Close' is a study of friendship and the expectations of masculinity placed on boys” (英語). Los Angeles Times. January 6, 2023閲覧。
  9. ^ Interview with Lukas Dhont”. CloseTheFilm.be. 1 June 2022時点のオリジナルよりアーカイブ1 June 2022閲覧。
  10. ^ De Poorter, Eva (July 23, 2020). “'Girl'-regisseur Lukas Dhont op zoek naar jonge acteurs voor nieuw filmproject: "Ervaring is niet nodig"” ['Girl' director Lukas Dhont looking for young actors for new film project: "No experience necessary"] (オランダ語). Nieuwsblad. January 26, 2021時点のオリジナルよりアーカイブJuly 21, 2021閲覧。
  11. ^ Newmark, Liz (11 October 2022). “Telling tales about troubled teenagers”. The Brussels Times. https://www.brusselstimes.com/magazine/304034/telling-tales-about-troubled-teenagers 11 October 2022閲覧。 
  12. ^ Rosser, Michael (October 20, 2020). “The Match Factory boards Lukas Dhont's 'Close' for international sales (exclusive)”. Screen Daily. December 2, 2020時点のオリジナルよりアーカイブJuly 21, 2021閲覧。
  13. ^ González, David (June 29, 2021). “Eurimages supports 49 co-productions”. Cineuropa. July 11, 2021時点のオリジナルよりアーカイブJuly 21, 2021閲覧。
  14. ^ Dalton, Ben (July 9, 2021). “'Girl' director Lukas Dhont sets cast, starts shooting new film 'Close' (exclusive)”. Screen Daily. July 11, 2021時点のオリジナルよりアーカイブJuly 21, 2021閲覧。
  15. ^ The 75th Festival de Cannes winners list”. Festival de Cannes (28 May 2022). 19 June 2022閲覧。
  16. ^ Tulich, Katherine (2022年6月19日). “Lukas Dhont's 'Close' Wins Best Film Prize at Sydney Festival”. Variety. 2022年6月19日閲覧。
  17. ^ Roxborough, Scott (May 26, 2022). “Cannes: A24 Takes Rights to Lukas Dhont's 'Close' for North America”. The Hollywood Reporter. 2023年2月5日閲覧。
  18. ^ Goldsmith, Jill (December 2, 2022). “Indie Film Crush, Ahead Of 'Avatar' & Year End, Puts Arthouse Woes On Back Burner – Specialty Preview”. Deadline Hollywood. December 9, 2022閲覧。
  19. ^ 映画『CLOSE/クロース』大親友同士の13歳を描く感動作、監督は『Girl/ガール』ルーカス・ドン”. FASHION PRESS. 2023年2月5日閲覧。
  20. ^ Wiseman, Andreas (May 26, 2022). “Lukas Dhont's Cannes Competition Drama 'Close' Sells To Mubi For UK/Ire, LatAm, Turkey & India”. Deadline Hollywood. 2023年2月5日閲覧。
  21. ^ Close”. Rotten Tomatoes. 4 February 2023閲覧。
  22. ^ Close 2022”. Metacritic. 3 February 2023閲覧。
  23. ^ Debruge, Peter (August 25, 2022). “‘Close’ Review: This Belgian Buddy Story Seems So Beautifully Understated, Until Suddenly It Isn’t” (英語). Variety. January 6, 2023閲覧。
  24. ^ Cohn, Beverly (January 4, 2023). “Lukas Dhont’s “Close”- A Coming-of Age Film With An Unexpected Twist” (英語). Santa Monica Mirror. January 6, 2023閲覧。
  25. ^ Croll, Ben (May 26, 2022). “'Close' Film Review: Coming-of-Age Drama Packs Emotional Punch” (英語). The Wrap. January 6, 2023閲覧。
  26. ^ a b Felperin, Leslie (May 26, 2022). “Lukas Dhont’s ‘Close’: Film Review” (英語). The Hollywood Reporter. January 6, 2023閲覧。
  27. ^ Bradshaw, Peter (May 27, 2022). “Close review – a heartbreaking tale of boyhood friendship turned sour” (英語). The Guardian. January 6, 2022閲覧。
  28. ^ Collin, Robbie (May 26, 2022). “'Close', review: the most plausible contender yet for the 2022 Palme d’Or” (英語). The Telegraph. ISSN 0307-1235. https://www.telegraph.co.uk/films/0/close-review-plausible-contender-yet-2022-palme-dor/ January 6, 2023閲覧。 
  29. ^ Nepoti, Roberto (January 5, 2023). “Amori acerbi e grandi dolori l’amicizia ferita di due ragazzini: 'Close', la recensione del film” (イタリア語). La Repubblica. January 6, 2023閲覧。
  30. ^ Blauvelt, Christian (May 31, 2022). “The Best Movies of the 2022 Cannes Film Festival, According to 75 Critics”. IndieWire. https://www.indiewire.com/2022/05/cannes-2022-best-film-critics-survey-close-decision-to-leave-1234729529/ June 1, 2022閲覧。 
  31. ^ Tartaglione, Nancy (May 28, 2022). “Cannes Film Festival: Ruben Ostlund Wins Second Palme D'Or With 'Triangle Of Sadness' – Full List”. Deadline Hollywood. 1 June 2022閲覧。
  32. ^ Pakistani trans drama wins Cannes 'Queer Palm' award”. France 24 (May 27, 2022). May 28, 2022閲覧。
  33. ^ Jefferson, Dee (June 19, 2022). “Belgian film Close, about teen male friendship, wins Sydney Film Festival's top prize”. ABC News. June 20, 2022閲覧。
  34. ^ 18. Cinefest Miskolci Nemzetközi Filmfesztivál” (ハンガリー語). Miskolc International Film Festival英語版. October 9, 2022閲覧。
  35. ^ The 18th CineFest Miskolc International Film Festival presented its awards”. Miskolc International Film Festival英語版 (September 17, 2022). October 9, 2022閲覧。
  36. ^ Hayes, Dade (October 15, 2022). “Hamptons Film Festival Caps 30th Edition By Giving Top Narrative Prize To A24's 'Close'”. Deadline Hollywood. October 16, 2022閲覧。
  37. ^ Anderson, Erik (October 18, 2022). “'TÁR' wins Mill Valley Film Festival Audience Award; 'The Whale,' 'Close' receive top awards”. AwardsWatch. October 19, 2022閲覧。
  38. ^ Kay, Jeremy (September 16, 2022). “'No Bears', 'Saint Omer' among Chicago fest international selections (exclusive)”. Screen Daily. October 2, 2022閲覧。
  39. ^ 58th Chicago International Film Festival Reveals Award Winners”. RogerEbert.com (October 21, 2022). October 28, 2022閲覧。
  40. ^ Moye, Clarence (October 31, 2022). “Montclair Film Festival Announces 2022 Award Winners”. Awards Daily. October 31, 2022閲覧。
  41. ^ McLennan, Callum (November 13, 2022). “‘Saint Omer,’ ‘Close’ ‘Will-o’-the-Wisp’ Win Big at Seville”. Variety. 2023年2月5日閲覧。
  42. ^ Ntim, Zac (November 4, 2022). “British Independent Film Awards: 'Aftersun,' 'Blue Jean' & 'The Wonder' Lead Nominations”. Deadline Hollywood. November 4, 2022閲覧。
  43. ^ Jones, Marcus (December 8, 2022). “2022 National Board of Review Winners: ‘Top Gun: Maverick’ Takes Top Honor”. IndieWire. December 8, 2022閲覧。
  44. ^ Goodfellow, Melanie (November 8, 2022). “'Close', 'Holy Spider' & 'Triangle Of Sadness' Lead European Film Awards Nominations”. Deadline Hollywood. November 8, 2022閲覧。
  45. ^ Five Films Nominated for European University Film Award (EUFA)”. ヨーロッパ映画アカデミー英語版 (October 7, 2022). October 7, 2022閲覧。
  46. ^ Anderson, Erik (December 10, 2022). “Washington DC Film Critics nominations: ‘Everything Everywhere All At Once,’ ‘The Fabelmans’ lead”. AwardsWatch. December 10, 2022閲覧。
  47. ^ Tallerico, Brian (December 12, 2022). “Everything Everywhere All at Once Leads Chicago Film Critics Nominations”. Rogerebert.com. December 12, 2022閲覧。
  48. ^ Neglia, Matt (December 11, 2022). “The 2022 St. Louis Film Critics Association (StLFCA) Nominations”. Next Best Picture. December 11, 2022閲覧。
  49. ^ Neglia, Matt (December 19, 2022). “The 2022 Dallas Fort-Worth Film Critics Association (DFWFCA) Winners”. Next Best Picture. December 20, 2022閲覧。
  50. ^ 2022 San Diego Film Critics Society Nominations”. San Diego Film Critics Society (January 3, 2023). January 4, 2023閲覧。
  51. ^ Neglia, Matt (January 6, 2023). “The 2022 San Francisco Bay Area Film Critics Circle (SFBAFCC) Nominations”. Next Best Picture. January 6, 2023閲覧。
  52. ^ 2022 Austin Film Critics Association Award Nominations”. Austin Film Critics Association (January 3, 2022). January 3, 2022閲覧。
  53. ^ Golden Globes 2023: Complete Nominations List”. Variety (December 12, 2022). December 12, 2022閲覧。
  54. ^ Anderson, Erik (January 7, 2023). “2022 Georgia Film Critics Association (GAFCA) nominations”. AwardsWatch. January 7, 2023閲覧。
  55. ^ Verhoeven, Beatrice (December 14, 2022). “Everything Everywhere All At Once Leads 2023 Critics Choice Awards Film Nominations”. The Hollywood Reporter. December 14, 2022時点のオリジナルよりアーカイブDecember 14, 2022閲覧。
  56. ^ Darling, Cary (January 10, 2023). “'Everything Everywhere,' 'Banshees of Inisherin' top list of Houston critics' nominations”. Houston Chronicle. January 11, 2023閲覧。
  57. ^ HCA Film Awards 2023: The Winners”. DISCUSSINGFILM (2023年2月24日). 2023年2月25日閲覧。
  58. ^ Anderson, Erik (December 8, 2022). “‘Top Gun: Maverick’ leads International Press Academy’s 27th Satellite Awards nominations”. AwardsWatch. December 8, 2022閲覧。
  59. ^ The International Press Academy Announces Winners for the 27th Annual SATELLITE™ Awards”. International Press Academy (2023年3月3日). 2023年3月4日閲覧。
  60. ^ Dams, Tim (September 16, 2022). “Lukas Dhont's 'Close' selected as Belgium's Oscar entry”. Screen Daily. September 16, 2022閲覧。
  61. ^ Giardina, Carolyn (December 21, 2022). “Shortlists for 95th Academy Awards Unveiled”. The Hollywood Reporter. 2023年2月5日閲覧。

関連項目

外部リンク

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Novelist and freelance journalist of Nepal Bharat JangamBharat JangamBorn(1947-11-25)25 November 1947Bhaktapur, NepalOccupationWriter, poet, journalist, Hindu activist, anti-corruption activistNationalityNepalese Bharat Jangam, also known as Bharat Mani Jangam (Nepali: भरत जङम, born 25 November 1947) is a novelist and freelance journalist from Nepal. He is best known for the book Kalo Surya (Nepali: कालो सूर्य). Bharat Jangam is a creator of the science of antico...

2008 video gameEuropa Universalis: RomeDeveloper(s)Paradox Development StudioPublisher(s)Paradox Interactive[a]Producer(s)Johan AnderssonProgrammer(s)Thomas JohanssonArtist(s) Jonas Jakobsson Mikael Olsson Composer(s)Andreas WaldetoftSeriesEuropa UniversalisEngineClausewitz EnginePlatform(s)Microsoft Windows, OS XReleaseNA: 15 April 2008EU: 18 April 2008Mac OS X7 July 2008[1]Genre(s)Grand strategyMode(s)Single-player, multiplayer Europa Universalis: Rome is a grand strategy ga...

 

Sir John Finet or Finett (1571–1641) was the English Master of the Ceremonies in the Stuart court. Early life John Finet in Venice, 1610–1611, by Domenico Tintoretto Finet was a son of Robert Finet (d. 1582) of Soulton, near Dover, Kent. His mother was Alice, daughter and coheiress of John Wenlock, a captain of Calais. His great-grandfather, John Finet, an Italian of Siena, came to England as a servant in the train of Cardinal Campeggio in 1519, settled here and married a lady named Mante...

 

Species of moth This article may rely excessively on sources too closely associated with the subject, potentially preventing the article from being verifiable and neutral. Please help improve it by replacing them with more appropriate citations to reliable, independent, third-party sources. (June 2020) (Learn how and when to remove this template message) Catephia stygia Scientific classification Domain: Eukaryota Kingdom: Animalia Phylum: Arthropoda Class: Insecta Order: Lepidoptera Superfami...

Peta menunjukkan lokasi San Julian San Julian adalah munisipalitas yang terletak di provinsi Samar Timur, Filipina. Pada tahun 2010, munisipalitas ini memiliki populasi sebesar 13.690 jiwa dan 3.095 rumah tangga. Pembagian wilayah Secara administratif San Julian terbagi menjadi 16 barangay, yaitu: Bunacan Campidhan Casoroy Libas Nena (Luna) Pagbabangnan Putong San Isidro San Miguel Lunang Pranala luar Philippine Standard Geographic Code Diarsipkan 2012-04-13 di Wayback Machine. 1995 Philippin...

 

LighthouseGalley Head Lighthouse Galley Head LighthouseLocationCounty Cork, Republic of Ireland Coordinates51°31′46.9″N 8°57′08.8″W / 51.529694°N 8.952444°W / 51.529694; -8.952444TowerConstructed1868Constructionmasonry towerAutomated1978 Height21 metres (69 ft)Shapecylindrical tower with balcony and lanternMarkingswhite tower, red lantern railOperatorCommissioners of Irish LightsLightFirst lit1878Focal height53 metres (174 ft)Range23 naut...

 

1972 studio album by Lon & Derrek Van EatonBrotherStudio album by Lon & Derrek Van EatonReleasedSeptember 22, 1972 (US)February 9, 1973 (UK)RecordedOctober 1971–mid 1972StudioApple Studios, London; Abbey Road Studios, London; Bell Sound, New YorkGenrePop rock, pop-soulLabelAppleProducerKlaus Voormann, George HarrisonLon & Derrek Van Eaton chronology Brother(1972) Who Do You Out Do(1975) Singles from Brother Sweet MusicReleased: March 6, 1972 (US) Warm WomanReleased: Marc...

Roro Jonggrang beralih ke halaman ini. Untuk sinetron yang ditayangkan di antv, lihat Roro Jonggrang (sinetron). Arca Durga Mahisashuramardini dalam ruang utara candi Siwa Prambanan yang dipercaya sebagai perwujudan Putri Rara Jonggrang. Rara Jonggrang (Jawa: ꦫꦫꦗꦺꦴꦁꦒꦿꦁ, translit. Rara Jonggrang; ejaan alternatif: Roro Jonggrang; Lara Jonggrang) adalah sebuah legenda atau cerita rakyat populer yang berasal dari Daerah Istimewa Yogyakarta dan juga berkembang di Jawa T...

 

Sveriges vinter-Grand Prix Sveriges vinter-Grand Prix var en internationell biltävling som kördes på en 46,5 km lång bana bestående av vintervägar och frusna sjöar söder om Borlänge under några år på 1930-talet. Start- och mål var på sjön Rämen och i andra änden av banan körde man även över Sellnässjön. 1947 återuppstod tävlingen, då på en specialgjord bana av fruset grus på Rommeheds flygfält. Rämen Sjön, Sveriges vinter-Grand Prix 1932. Karl Ebb, Rämenloppet 1...

 

Strategi Solo vs Squad di Free Fire: Cara Menang Mudah!