|
「Amanda」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「アマンダ」をご覧ください。 |
Advanced Maryland Automatic Network Disk Archiver(Amanda)は、オープンソースのアーカイビングツールであり、コンピュータネットワーク上の複数のコンピュータに分散して存在するデータのバックアップが可能である。クライアントサーバモデルであり、以下を含む。
- バックアップサーバとクライアント
- テープサーバ
- インデックスサーバ
これら3つのサーバは同じマシン上で動作させる必要はない。
Amandaは当初メリーランド大学カレッジパーク校で開発され、BSD風のライセンスでリリースされていた[3]。フリーなコミュニティ版と完全サポートのエンタープライズ版がある。ほとんどのUnix系やLinux系システムで動作する。SambaまたはCygwinを使えばWindowsもサポートできるし、Win32ネイティブのクライアントもある。[4]
磁気テープでのバックアップとハードディスクでのバックアップを両方サポートしており、他のバックアップ製品にはない便利な機能もある[5]。例えば、バックアップが1本のテープに収まらない場合、複数本のテープに分割して格納する機能がある。また、知的スケジューラがあり、バックアップを含めた計算リソース利用の最適化を図ることができる。
脚注・出典
外部リンク