ABC-MART梅田ビル(ABC-MARTうめだビル)は、大阪府大阪市北区茶屋町(梅田地区)にあるオフィス兼商業ビル。
概要
1982年にヤンマーの子会社であるヤンマービルによって建設され、その時の名称は「山岡メモリアルビル」だった。その後、AIGスター生命保険に売却され「AIG梅田ビル」となった。そして2010年12月、靴販売チェーンABC-MARTの創業者の資産管理会社に売却され、現在の名称に改称された。
ビルは地上11階、地下2階から構成される。また、地下街と地下で接続している。第3回大阪まちなみ賞大阪市長賞に選ばれた[1]。
隣接するヤンマー本社ビルなどと共に茶屋町の再開発エリアに指定されている。
建設当初から地下二階から地上三階までは阪急百貨店イングス館(2004年まで阪急イングス)が入居していたが、2012年11月18日に閉館し、三日後の11月21日より阪急百貨店うめだ本店に移動した[2]。
阪急百貨店イングス館閉館後の2013年4月19日、地下1階・2階にはファッションビルを運営するOPAが、1 - 3階には、H&M、また、1階・2階には、ABCマートが出店した[3][4]。しかし、限られた面積では阪急電鉄・阪急阪神不動産系列のHEPやグランフロント大阪、あるいはJR西日本系列のルクアやEST (エスト)との競争上不利であったため、2019年(平成31年)2月28日に地下1階が全面閉鎖され、梅田OPAとしての運営を終了した[5]。その後も一部のテナントがビルのテナントとして残るとともに、OPA撤退跡地の地下1階にはダイソーが増床した。
構成施設
- 5階:LEC東京リーガルマインド 梅田駅前本校
- 1 - 3階:H&M UMEDA
- 1階・2階:ABC-MART Grand Stage 梅田
- 地下1階・2階:ダイソー、ファミリーマート等(旧:梅田オーパ)
- オフィスフロア:AIGスター生命保険京阪神総支社、シティバンク梅田支店が入居。
アクセス
脚注
関連項目
外部リンク