2022年北京オリンピックのスノーボード競技は国際スキー連盟(FIS)管轄で雲頂スノーパーク(中国語版)(ビッグエアを除く)、ビッグエア首鋼(英語版、中国語版)(ビッグエア)にて、2022年2月5日から15日まで全11種目が実施された[1]。今大会では新種目として混合スノーボードクロスが加わった[2][3][4]。
概要
今大会より男女1名ずつによる混合スノーボードクロスが採用された。
出場選手
出場選手は2006年までに生まれていて、FISの定める成績要件を満たす必要がある[5]。出場枠は種目ごとのランキング[6]により、NOCに割り当てられる。混合スノーボードクロスは出場国が16に満たない場合は、16に達するまで成績上位から順に1か国から2チームを出場させることができる[7]。
競技日程
時間はUTC+8
日付
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時間
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種目
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2/5
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10:45
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女子 スロープスタイル
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2/6
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9:30
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女子 スロープスタイル
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12:30
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男子 スロープスタイル
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2/7
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12:00
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男子 スロープスタイル
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2/8
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10:40
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女子/男子 パラレル大回転
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2/9
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9:30
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女子 ハーフパイプ
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11:00
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女子 スノーボードクロス
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12:30
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男子 ハーフパイプ
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2/10
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9:00
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女子 ハーフパイプ
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11:15
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男子 スノーボードクロス
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2/11
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9:30
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男子 ハーフパイプ
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2/12
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10:00
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混合 スノーボードクロス
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2/14
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9:30
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女子 ビッグエア
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13:30
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男子 ビッグエア
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2/15
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9:30
|
女子 ビッグエア
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13:00
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男子 ビッグエア
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競技形式
アルパイン
パラレル大回転
旗門が設置されたコースで、選手2人が並走するパラレル方式で行われる。予選は2コースを1回ずつ滑り、合計タイムの上位16名が決勝トーナメントに進出する。決勝トーナメントは2人同時にスタートし、先にゴールした選手が勝ち上がる[8]。
スノーボードクロス
起伏や急カーブ、ジャンプ台などがあるコースで、4人が一斉にスタートし、ゴールに達した順番により順位を競う。次のラウンドには上位2名が勝ち上がる。予選は1人ずつ滑り、タイムによりトーナメントのシード順を決める[9]。
男女1名ずつのチームによる混合団体は、第1走の男子が同時にスタートし、第2走の女子は男子のタイム差順にスタートする[10]。
フリースタイル
ハーフパイプ・ビッグエア・スロープスタイル
予選は2回、決勝は3回ずつ競技を行い、それぞれで最も良い成績により順位が決まる。予選の上位12名が決勝に進出する。決勝の滑走順は予選の下位からとなる[11][12]。
競技結果
男子
女子
男女混合種目
国別メダル獲得数
順
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国・地域
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金
|
銀
|
銅
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計
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1 |
オーストリア (AUT) |
3 |
1 |
0 |
4
|
アメリカ合衆国 (USA) |
3 |
1 |
0 |
4
|
3 |
カナダ (CAN) |
1 |
1 |
4 |
6
|
4 |
中国 (CHN)(開催国) |
1 |
1 |
0 |
2
|
ニュージーランド (NZL) |
1 |
1 |
0 |
2
|
6 |
日本 (JPN) |
1 |
0 |
2 |
3
|
7 |
チェコ (CZE) |
1 |
0 |
0 |
1
|
8 |
オーストラリア (AUS) |
0 |
1 |
1 |
2
|
イタリア (ITA) |
0 |
1 |
1 |
2
|
スロベニア (SLO) |
0 |
1 |
1 |
2
|
11 |
スペイン (ESP) |
0 |
1 |
0 |
1
|
フランス (FRA) |
0 |
1 |
0 |
1
|
ノルウェー (NOR) |
0 |
1 |
0 |
1
|
14 |
ROC (ROC) |
0 |
0 |
1 |
1
|
スイス (SUI) |
0 |
0 |
1 |
1
|
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合計 |
11 |
11 |
11 |
33
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脚注