1983年アジア野球選手権大会は、1983年9月3日から9月13日にかけて韓国のソウルで行われた。
概要
前回の大会から8年ぶりに再開された。大会方式は、参加した5カ国による予選リーグが行われ、上位4カ国が決勝リーグへ進む。決勝リーグは予選リーグの成績も加算されて決まる。
今回より台湾はオリンピック方式に倣い「チャイニーズタイペイ」名義で参加。
ロサンゼルスオリンピックのアジア予選も兼ねて行われ、優勝した国(地域)に出場資格があたえられる予定であったが、日本、韓国、チャイニーズタイペイの3カ国が並び、大会史上初めての同時優勝となった。第27回アマチュア世界野球選手権で優勝し、ロサンゼルスオリンピックの出場が決まっている韓国を除き、日本とチャイニーズタイペイで、代表決定戦を行うこととなった。
参加国
予選リーグ
再開試合
決勝リーグ
順位
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チーム
|
勝
|
負
|
勝率
|
1
|
日本
|
5(3) |
2(0) |
.714(1.00)
|
1
|
チャイニーズタイペイ
|
5(2) |
2(1) |
.714(.667)
|
1
|
韓国
|
5(1) |
2(2) |
.714(.333)
|
4
|
オーストラリア
|
1(0) |
6(3) |
.167(.000)
|
五輪代表決定戦
日本のイニングスコア
順位表
脚注
- ^ 大会規定により、延長10回で一時中断、翌日の予定が雨天順延で翌々日(10日)に変更、延長11回からの再開となった。
関連項目