(19308) 1996 TO66は、チャドウィック・トルヒージョ、デビッド・C・ジューイット及びジェーン・ルーが1996年に発見した太陽系外縁天体である。ヴァルナが発見されるまで、冥王星に次いでエッジワース・カイパーベルトで2番目に大きな既知の天体であった。
起源
赤外線の水-氷吸収、中性可視光スペクトル、軌道要素のクラスタリングの共通パターンに基づいて、他のエッジワース・カイパーベルト天体である(24835) 1995 SM55、(55636) 2002 TX300、(120178) 2003 OP32及び(145453) 2005 RR43は全て、準惑星ハウメアの衝突族であると考えられている。
軌道
1996 TO66の軌道離心率は、200万年ごとに約0.110-0.125の間で変化し、さらにその間、より短い間隔で± 0.01のオーダーで変化する。海王星と断続的に19:11共鳴し、200万年ごとに軌道離心率が最大となり軌道が海王星と最も近づくと、共鳴が破れる。
関連項目
出典