龍祥寺(りゅうしょうじ)は三重県度会郡大紀町にある曹洞宗の寺院。山号は不盡山(ふじんさん)、本尊は薬師如来坐像。
由緒
明治時代初頭に廃仏毀釈によって廃寺となった寛文元年(1661年)創建の諏訪山龍祥寺と寛延元年(1748年)創建の不盡山宝泉寺を再興[1]、1894年(明治27年)に宝泉寺を龍祥寺に合併し[1]、1897年(明治30年)に双方の山号・寺号を取って不盡山龍祥寺としたことから、この年を創建年としている[1]。1910年(明治43年)に旧宝泉寺の境内地に移った[1]。
境内には寺の再興に尽力した龍祥寺12世・法参玄契が植えたと伝わる不盡桜(ふじざくら)がある[2]。樹齢約140年、樹高約20メートルのエドヒガンの巨木で、毎年3月下旬から4月上旬に花を咲かせることから、寺は桜の名所としても知られている[2][3]。
脚注
- ^ a b c d “お寺の歴史”. 龍祥寺 (2001年5月11日). 2017年11月10日閲覧。
- ^ a b “桜の紹介”. 龍祥寺 (2001年5月11日). 2017年11月10日閲覧。
- ^ “不盡山 龍祥寺”. 伊勢志摩観光ナビ. 2017年11月10日閲覧。
外部リンク