黒﨑 晏夫(くろさき やすお、1936年(昭和11年)4月6日 - 2017年(平成29年)7月23日) は、日本の機械工学者。工学博士。東京工業大学名誉教授。元プラスチック成形加工学会会長。
人物・経歴
満洲国生まれ、岡山育ち。1960年東京工業大学理工学部機械工学課程卒業。東京工業大学サッカー部出身。1962年東京工業大学大学院理工学研究科機械工学専攻修士課程修了。1965年東京工業大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士課程修了、工学博士、東京工業大学助手。1974年東京工業大学助教授。パデュー大学留学を経て、1982年東京工業大学教授[1][2]。1988年日本機械学会熱工学部門長[3]。
1997年定年退官、東京工業大学名誉教授、電気通信大学知能機械工学科教授[1][2]。2000年プラスチック成形加工学会会長[4]。2002年三井化学高分子研究所研究主幹[5]、電気通信大学共同研究センター客員教授。ふく射伝熱の第一人者として知られ、International Symposium on Radiative Heat Transfer 第1回目日本代表や、日米熱工学会議日本側組織委員長なども務めた。指導学生に佐藤勲東京工業大学名誉教授など[1][2]。
脚注
- 先代
- 新設
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- 日本機械学会熱工学部門長
- 1988年 - 1989年
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- 次代
- 棚澤一郎
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- 先代
- 酒井忠基
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- プラスチック成形加工学会会長
- 2000年 - 2002年
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- 次代
- 西脇信彦
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