黄身しぐれ(きみしぐれ、黄身(黄味)時雨)は黄身餡を使った饅頭。
上新粉などに小豆餡を混ぜて裏ごしし、枠に入れて蒸したそぼろ状の棹物を時雨(村雨)といい、これを小分けにし、別の餡を芯にして生地を型に入れて蒸したものを時雨饅頭という[1]。餡に卵黄を混ぜるため「黄身しぐれ」という。蒸しあがったときにできるひびを時雨に見立てた和菓子である。
白餡が黄身餡に包まれているものが一般的だが、内外が入れ替わっている場合もある[1]。
製法
- 白漉し餡を加熱し水分をなくす。
- ゆで卵の卵黄を裏ごししてよくほぐしたものを混ぜ、よくこねる。
- つなぎとして微塵粉(みじんこ)などを加えさらに混ぜる。
- ちぎって漉し餡などを丸く包み、蒸す。
脚注
外部リンク