鳴瀬 ひろふみ(なるせ ひろふみ)は、日本の女性漫画家、イラストレーター。既婚。
経歴
学生時代にデビュー。高校までは専ら読み手で大学から本格的に描くようになる。就職活動に失敗して漫画家になる。当初発表していた雑誌が休刊になり、古事記王子の紹介で、『COMICポプリクラブ』(晋遊舎)の担当を紹介して貰い、作品を発表する[1]。ハードな展開もあるが、基本的に少女漫画風の純愛系の物語である。
その後、ゲーム原画を担当したり、同人活動も盛んに行うようになった。同人活動時のサークル名は「恋愛漫画家」である。原画家としての代表作は、『SAKURA 雪月華』など。久我城貴哉とコンビで作品を制作する機会が多い。
漫画
単行本化作品
- ガラスの扉(2000年10月発行、晋遊舎コミックス)
- 収録作品
- ガラスの扉
- ガラスの檻
- ガラスの鎖
- ガラスの鍵
- ガラスの翼[2]
- 読み切り形式を取っているが、話がつながっており、事実上、1作の長篇である。『COMICポプリクラブ』1999年5月号から2000年3月号まで、隔月で連載された。
単行本未収録作
- 恋月夜(COMICポプリクラブ 2000年7月号)
- 東京妖姫(COMICポプリクラブ 2000年8月号 - 2001年3月号)
- サクラチル…
- 月下の肖像
- 夜に唄う小鳥(前・後)
- きみを聞かせて(漫画ばんがいち 2001年1月号)
- エンブレムノート(コミックドラゴン 2001年12月号 - 2002年9月号)
- チョコミントキス(エース桃組 2004年 WINTER号、原作:久我城貴哉)
- ちあふる ぐらっぷる(エース桃組 2004年 SPRING号原作:久我城貴哉)
- 東京宵待姫(エース桃組 2004年 SUMMER号原作:久我城貴哉)
- Graphical Revolution(エース桃組 2004年 AUTUMN号原作:久我城貴哉)
- OPEN!メイディーズ・カフェ(ヤングガンガン 2005年No.07 - No.13、隔週掲載)
- となりのおねぇさん(コミックホットミルク 2008年12月号)
- Fate/stay night(コンプティーク 2009年、シナリオ:久我城貴哉)
挿絵
ゲーム原画
脚注
- ^ 『ガラスの扉』あとがき、および裏表紙裏のコメントより
- ^ 単行本化にあたって、2ページの書き下ろしあり
関連項目
外部リンク