高山 師門(たかやま しもん、1990年4月22日 - )は日本のプロバスケットボール選手である。身長188cm、体重85kgで、ポジションはパワーフォワード[1]。Bリーグ・B2のアースフレンズ東京Zに所属していた。
東海大学卒業後の2013年に、当時アマチュアチームだったアースフレンズ東京に入団。翌2014年にチームがNBDLに参入し「アースフレンズ東京Z」に改名すると同時に、高山もプロ選手となる。2015年にはNBDLオールスターゲームに出場し、また2016年8月にはNBAデベロップメント・リーグのトライアウトにBリーグより派遣された。
経歴
東京都出身。中学校でバスケットボールを始め、2005年の都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会では東京都代表チームに選抜された[3][4]。
中学卒業後は東海大菅生高校に進み、2007年の国体では東京都チームの一員として3位入賞に貢献、2007年と2008年のウィンターカップではベスト8に進出した[3]。
その後東海大学のバスケットボール部に進み、4年次となる2012年には副キャプテンに就任[3]。この年のインカレでは、決勝戦で青山学院大学を71-57で破り優勝。高山は試合時間残り1分で出場し、最後の得点を挙げた[5]。
2013年に大学を卒業し、クラブチームのアースフレンズに加わり、社会人向けバスケットボールチームのコーチとして指導を行いながら、選手として競技を続け、この年の全国クラブ選手権ベスト16に貢献した[5]。またこの年、チームのNBDL参入が承認され、高山は翌2014年よりプロ選手となった。
NBDL 2014-15シーズン、高山は32試合に出場し、1試合平均11.2得点、7.1のリバウンドを記録した。この年のオールスターゲームにファン投票フォワード部門1位で選出された[6]。
NBDL 2015-16シーズンは35試合に出場、1試合平均10.7得点を記録した。シーズン終了後の2016年8月、Bリーグの事業の一環としてNBAデベロップメント・リーグのトライアウトに畠山俊樹、並里成と共に派遣され、3人の内でただひとり1次選考を通過した[7]。
Bリーグ・B2 2016-2017シーズン、キャプテンに就任、60試合に出場し、1試合平均7.3得点、5.2のリバウンドを記録した。これまで苦手としていた3ポイントも53.8%の成功率を収め、外からも得点出来るパワーフォワードとして相手チームに脅威を与え始めた
個人成績
シーズン
|
チーム
|
GP
|
GS
|
MPG
|
FG%
|
3P%
|
FT%
|
RPG
|
APG
|
SPG
|
BPG
|
TO
|
PPG
|
2014-15
|
東京Z
|
32 |
24 |
26.6 |
54.2 |
0.0 |
80.4 |
7.4 |
1.0 |
0.8 |
0.3 |
0.9 |
11.2
|
2015-16
|
東京Z
|
35 |
27 |
26.4 |
51.6 |
50.0 |
75.7 |
6.1 |
0.8 |
0.7 |
0.1 |
1.3 |
10.7
|
2016-17
|
東京Z
|
60 |
58 |
24.9 |
48.4 |
53.8 |
80.5 |
5.2 |
0.8 |
0.6 |
0.2 |
0.8 |
7.3
|
脚注
- ^ a b c “高山 師門”. アースフレンズ東京Z. 2016年9月6日閲覧。
- ^ “プレイヤー&スタッフ 高山 師門”. アースフレンズ東京. 2016年9月6日閲覧。
- ^ a b c “高山師門”. アースフレンズ東京. 2016年9月6日閲覧。
- ^ “男子 東京都Bメンバー紹介”. 第18回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会 公式サイト. 日本バスケットボール協会. 2016年9月6日閲覧。
- ^ a b “コラム 高山師門「挫折と負けん気を成長の糧に」”. アースフレンズ東京Z (2014年10月3日). 2016年9月6日閲覧。
- ^ 松原貴実 (2015年1月21日). “目指すは「NBLを下から突き上げるリーグ」 今、NBDLがおもしろい!”. Basketball Spirits. アートグラフィック新潟. 2016年9月6日閲覧。
- ^ “トライアウトに高山師門ら3人 NBA下部Dリーグ”. 日刊スポーツ. (2016年8月15日). https://www.nikkansports.com/sports/news/1695241.html 2016年9月6日閲覧。
外部リンク