「風は秋色/Eighteen」(かぜはあきいろ/エイティーン)は、1980年10月にリリースされた松田聖子の3枚目のシングル[2]。規格品番:07SH 866(レコード)。アナログ盤のレーベルは初版プレスのみ重厚なブルーレーベルになっており、従来のCBS・ソニーのオレンジレーベルに加え2種類が存在している。
1989年には8cmCDとして、2004年には紙ジャケット仕様の完全生産限定盤12cmCDとして再びリリースされている。また、2010年にはCD-BOX「Seiko Matsuda Single Collection 30th Anniversary Box 〜The voice of a Queen〜」に含まれる一枚として、2010年デジタル・リマスタリング音源が、高品質Blu-spec CD仕様で再発された。
概要
松田にとって初の両A面シングルであり、「風は秋色」は小田裕一郎が松田に提供した最後のシングルA面曲となった。前シングル「青い珊瑚礁」のメロディーをほぼ踏襲しているが、大ヒット作品の次も同系統の曲調を出す手法は、レコードセールス戦略上時々採用されている。この曲は資生堂(現・ファイントゥデイ)″エクボ ミルキィフレッシュ″ のCMソングとして使用された。
「Eighteen」は平尾昌晃が作曲を手掛けている。松田は福岡にあった平尾のボーカルスクールに通っており、デビュー前から縁があったが、平尾からの提供曲はこれが唯一である。当時サンデーズのメンバーとして出演していたNHK『レッツゴーヤング』にて「ヤングヒットソング」として披露されていた楽曲であり、当時同番組の司会を務めていたのが平尾であった。そのため、NHKではこちらの方をメインで放送していた。この曲が当初A面予定だったが、結果的に両A面となった。
また、松田はフジテレビ『ハナキンスタジオ』(司会:うつみ宮土理、B&B)に出演した際にも「Eighteen」を歌唱していた。これは同番組のメインスポンサーが前述の ″エクボ ミルキィフレッシュ″ の競合商品である″クレアラシル″の当時の発売元だったリチャードソン・メレル(現・P&Gプレステージ、なお″クレアラシル″は2006年以降レキットベンキーザー・ジャパンから発売)だったため。
CBS・ソニーの発表ではミリオンセラーを記録した[3]。松田は本作から「旅立ちはフリージア」までの丸8年間、オリコンチャートにてシングルの24作連続1位を獲得した。
収録曲
- 風は秋色(4分08秒)
- Eighteen(3分18秒)
関連作品
関連作品
カバー
- 風は秋色
- ClariS(2024年10月16日発売、アルバム『AUTUMN TRACKS -秋のうた-』収録[4])
脚注
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- 4日・11日・18日・25日 大都会(クリスタルキング)
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- 7日・14日・21日・28日 大都会(クリスタルキング)
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