青色巨星[1](せいしょくきょせい、英: blue giant[1])は、光度階級III (巨星) またはII (輝巨星) でスペクトルがO型またはB型の恒星。高温のために青く見える。
概要
ヘルツシュプルング・ラッセル図上では、主系列星の左上に位置する。直径はせいぜい太陽の5 - 10倍程度だが、明るさは数千 - 数万倍とかなり明るい。しかし、燃料を激しく燃やしているため、寿命は短く、数百万 - 数千万年程度とされる。赤色超巨星を経て、最期には超新星となり、中性子星やブラックホールを残すと考えられている。
主な青色巨星・青色輝巨星
青色巨星または青色輝巨星とされる1等星と2等星を全て記載する(主星のみ)。
- 視等級、年周視差のデータはSIMBADより
- 距離は、1 ÷ 年周視差(秒)×3.26(有効桁小数第2位)より計算。なお、遠い恒星は誤差が大きいので注意。
出典