露の 新治(つゆの しんじ、1951年〈昭和26年〉1月8日[1] - )は、大阪府大阪市生野区生まれの落語家。本名∶前川 弘行。出囃子は『金毘羅船々』。
来歴
元来、落語家になりたかったが、「芸人は堅気(かたぎ)の仕事ではない」とのこだわりから、サラリーマンやら家業の手伝いをする。しかし、奈良県の夜間中学設立運動に関わり「やりたいことをやるべきだ」と教えられ、落語家となる。
また、夜間中学設立運動に関わる中で学んだ人権感覚を生かし、人権講演会の講師としても有名。こちらは敢えて「人権落語」とは言わずに「新ちゃんのお笑い人権高座」と呼んでいる。
2012年より、鈴本演芸場の8月中席夜の部に出演し、東京でも認知度が高まっている。
2015年、人権高座の功績が認められ第6回奈良人権文化選奨受賞。同じく2015年、「露の新治寄席」の成果により第70回文化庁芸術祭賞優秀賞受賞。「狭山パンフを読む会」会員。
得意ネタ
弟子
出演番組
脚注
関連項目
外部リンク