長者ヶ崎(ちょうじゃがさき)は、神奈川県横須賀市と葉山町の境に位置する岬である。
景観
長者ヶ崎と富士山を望む風景と夕景は美しく「三浦半島八景[1]」や「かながわの景勝50選」の一つとなっている。
地質
約400~700万年の三浦層群逗子層が露出している。[2]
現在は落石の危険があり、立ち入り禁止だが、遠くからでもその全貌を見ることができる。古くは尾ヶ崎と呼ばれていた[3]。
海岸
葉山側には長者ヶ崎海岸があり、夏には長者ヶ崎・大浜海水浴場として賑わいを見せる。海の家は「海の家なぎさ」が1軒のみ営業している[4]。
横須賀側には秋谷海岸(久留和地区)があり、サーフィンなどレクリエーションの利用の場として利用されている。
一時は海岸の侵食が進み砂浜が減少、海岸沿いにある国道134号や民有護岸の被災が懸念されていたが、養浜により砂浜が回復した[5]。
アクセス
- 逗子駅~長者ヶ崎
- 逗子駅~葉山バス停下車 徒歩
- 長者ヶ崎駐車場
- 神奈川県県立葉山公園駐車場
長者ヶ崎を舞台とする作品・ゆかりの作品
文芸
- 草迷宮(泉鏡花) - 作中では大崩壊(おおくずれ)と呼ばれている。
漫画
楽曲
脚注
座標: 北緯35度15分14.8秒 東経139度34分49.6秒 / 北緯35.254111度 東経139.580444度 / 35.254111; 139.580444