野本 建吾(のもと けんご、1992年4月25日 - )は、兵庫県出身のバスケットボール選手である。ポジションはスモールフォワード、パワーフォワード。身長200cm、体重99kg。
2015年に東芝神奈川(後の川崎ブレイブサンダース)に入団。2018-19シーズンに秋田ノーザンハピネッツに移籍した。
2013年・2015年にはユニバーシアード日本代表、2014年・2016年には日本代表、2017年にはU-24日本代表に選ばれた。
来歴
兵庫県尼崎市出身。尼崎市立小園小学校4年生の時に、父の勧めでバスケットボールを始める[2]。地元の中学校に進んだが、1年次の6月にはバスケットボールの強豪として知られていた北陸高校の付属中学校に転校する。
そのまま北陸高校に進学し、1年次より同級生の坂東拓とともにベンチメンバーに入る。2010年の第41回全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会では坂東、藤永佳昭らとともに、チーム史上初となる優勝を果たした[2]。
高校卒業後は青山学院大学に進学。2011年の新人戦トーナメントでは新人王に選ばれ、翌2012年の新人戦では優秀選手賞を受賞。またこの年には李相佰杯争奪日韓学生バスケットボール競技大会に、日本選抜チームの一員として出場した[2]。2013年のインカレで青山学院大は3位に入賞、野本は優秀選手賞を受賞した[3]。
大学4年次の2015年、東芝神奈川(後の川崎ブレイブサンダース)にアーリーエントリー制度によって入団。在籍した4シーズンの間、食事を見直し肉体改造を図るなどした[4]が、1試合平均の出場時間は10分前後に留まり、十分な出場時間が得られなかった[5]。2017-18シーズン終了後、野本と川崎との契約が満了となり、野本は自由交渉リストに記載された[6]。
2018年6月29日、秋田ノーザンハピネッツへの移籍が発表された[1]。2019年2月には3x3の日本代表候補強化合宿に招集された[7]。
2020-21シーズンを持って秋田を退団し、群馬クレインサンダーズに移籍。
個人成績
シーズン
|
チーム
|
GP
|
GS
|
MPG
|
FG%
|
3P%
|
FT%
|
RPG
|
APG
|
SPG
|
BPG
|
TO
|
PPG
|
2014-15
|
東芝
|
7 |
0 |
7.9 |
21.1 |
25.0 |
75.0 |
1.3 |
0.1 |
0.4 |
1.0 |
0.9 |
2.3
|
2015-16
|
東芝
|
39 |
8 |
10.1 |
38.5 |
14.3 |
76.2 |
1.2 |
0.5 |
0.4 |
1.0 |
0.7 |
2.4
|
2016-17
|
川崎
|
54 |
|
9.5 |
52.8 |
0.0 |
58.5 |
1.6 |
0.5 |
0.2 |
0.1 |
0.5 |
3.0
|
2017-18
|
川崎
|
56 |
|
8.0 |
37.0 |
0.0 |
55.3 |
1.2 |
0.8 |
0.2 |
0.1 |
0.5 |
1.8
|
2018-19
|
秋田
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
プレーオフ成績
シーズン
|
チーム
|
GP
|
GS
|
MPG
|
FG%
|
3P%
|
FT%
|
RPG
|
APG
|
SPG
|
BPG
|
PPG
|
2017-18
|
川崎
|
2 |
0 |
1.17 |
.000 |
.000 |
.000 |
0.5 |
0 |
0 |
0 |
0
|
人物・エピソード
- 川崎時代は、一日1,300グラムの米を食べていた[4]。
- 座右の銘は七転び八起き[8]。たくさん寝る事がゲン担ぎ、オフコートでは、おっとりした性格。
脚注
外部リンク