鄭 昌烈(チョン・チャンリョル、朝鮮語: 정창렬、1923年 - )は、朝鮮民主主義人民共和国の軍人、政治家。人民武力部副部長、朝鮮人民軍総参謀部副総参謀長、朝鮮労働党中央委員会委員候補などを歴任した。朝鮮人民軍における軍事称号(階級)は大将。
経歴
1923年に日本統治下の黄海道で生まれた[1]。平壌建設建材大学を卒業し、ソ連に留学した[1]。1982年に朝鮮人民軍中将に昇進し[1]、金日成勲章を受章[1]。1984年に朝鮮人民軍総参謀部副総参謀長に任命された。1992年に人民武力部副部長(工兵担当)に転じ[1]、1993年12月8日に開催された朝鮮労働党中央委員会第6期第21回総会で党中央委員会委員候補に補選された[1]。1996年には朝鮮人民軍親善参観団を率いて中国を訪問した[1]。1997年には大将に昇進し[1]、1998年には最高人民会議第10期代議員に選出された[1]。
2009年3月8日に実施された最高人民会議第12期代議員選挙で代議員に再選されたが[1][2]、同年4月に平壌民俗公園の着工式に出席したのを最後に動静が途絶える。
脚注
- ^ a b c d e f g h i j 정창렬 鄭昌烈북한지역정보넷
- ^ 북, 12기 최고인민회의 대의원 687명 발표(명단) 統一ニュース 2009年3月9日