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趙倫貞

趙倫貞
Cho Yoon-Jeong
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 慶尚北道安東市
生年月日 (1979-04-02) 1979年4月2日(45歳)
身長 167cm
体重 55kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 1996年
引退年 2008年
ツアー通算 1勝
シングルス 0勝
ダブルス 1勝
生涯通算成績 371勝264敗
シングルス 255勝180敗
ダブルス 116勝84敗
生涯獲得賞金 $603,590
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2003)
全仏 1回戦(2002・03・05)
全英 2回戦(2003・05)
全米 3回戦(2002・05)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(1999・2006)
全仏 1回戦(2005)
全英 1回戦(1998・2004)
全米 2回戦(2003)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 45位(2003年7月14日)
ダブルス 98位(2003年9月22日)

趙 倫貞(チョ・ユンジョン, 조윤정, Cho Yoon-Jeong, 1979年4月2日 - )は、韓国安東市出身の元女子プロテニス選手。WTAツアーでシングルスの優勝はないが、ダブルスで1勝を挙げた。身長167cm、体重55kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

来歴

趙倫貞は10歳の時から、通っていた学校でテニスを始めた。ジュニア時代、1996年全豪オープンジュニア女子ダブルス部門で準優勝があり、その後プロテニスツアーを回り始めた。1997年から女子テニス国別対抗戦・フェドカップの韓国代表選手になる。1998年東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメントのダブルスで、当時18歳の趙倫貞はクリスティ・ボーグルトオランダ)とペアを組み、準々決勝でマルチナ・ヒンギス&ミリヤナ・ルチッチ組に敗れたことがあるが、この時ヒンギスと向かい合った試合を「最も思い出に残る経験」と語った。1998年全米オープン4大大会の予選会に初挑戦したが、この3回戦で敗退し、あと1試合のところで本戦出場を逃す。2000年のシドニー五輪ではダブルスに出場したが、初戦で敗退している。その後長い間予選の壁に悩み、ようやく3年後の2001年全米オープンで4大大会本戦初出場を果たした。2002年全米オープンで、趙は初めての3回戦進出を果たし、第6シードのモニカ・セレシュから第2セットを奪う健闘を見せたが、最後は 1-6, 7-5, 3-6 で押し切られた。2003年全豪オープンウィンブルドンで2回戦に進出した後、趙は韓国女子テニス選手としてのシングルス最高位「45位」をマークした。

趙倫貞には以前から顎関節のずれる持病があり、この影響で首・肩・背中などに累積的な故障を抱えることが多かった。世界ランキング45位につけた直後、背筋痛のためいくつかの試合を棄権し、顎の手術のため2004年4月まで戦線を離れる。2004年アテネ五輪で、趙は2度目のオリンピック出場を果たし、女子シングルスに初出場したが、2回戦でイタリア代表のフランチェスカ・スキアボーネに 6-2, 6-7, 4-6 の逆転負けを喫した。同年10月、趙倫貞は故国のハンソル韓国オープンでダブルス初優勝を達成する。パートナーは田美螺で、相手は台湾ペアの荘佳容&謝淑薇組であった。

2005年、趙倫貞はウィンブルドンで2年ぶり2度目の2回戦に進み、全米オープンで3年ぶり2度目の3回戦進出を果たした。3年ぶりの舞台で、趙は第7シードのジュスティーヌ・エナン・アーデンに 0-6, 6-7 で敗れた。しかし、2006年全豪オープンでは1回戦で第2シードのキム・クライシュテルスと当たってしまい、続く大会にあたる日本の東レ パン・パシフィック・オープン・テニストーナメントでは、1回戦で当年度から現役復帰したマルチナ・ヒンギスに 0-6, 0-6 で敗れた(試合時間35分)。この後再び背筋痛に悩み、2008年に現役引退を発表した。

WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 3回 (0勝3敗)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
ティア I (0–0)
ティア II (0–0)
ティア III (0–0)
ティア IV & V (0–3)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2002年11月10日 タイ王国の旗 パタヤ ハード インドネシアの旗 アンジェリク・ウィジャヤ 2–6, 4–6
準優勝 2. 2003年1月5日 ニュージーランドの旗 オークランド ハード ギリシャの旗 エレニ・ダニリドゥ 4–6, 6–4, 6–7(2)
準優勝 3. 2006年1月13日 オーストラリアの旗 キャンベラ ハード スペインの旗 アナベル・メディナ・ガリゲス 4–6, 6–0, 4–6

ダブルス: 2回 (1勝1敗)

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2003年7月27日 アメリカ合衆国の旗 スタンフォード ハード イタリアの旗 フランチェスカ・スキアボーネ アメリカ合衆国の旗 リサ・レイモンド
ジンバブエの旗 カーラ・ブラック
6-7(5), 1-6
優勝 1. 2004年10月3日 大韓民国の旗 ソウル ハード 大韓民国の旗 田美螺 チャイニーズタイペイの旗 荘佳容
チャイニーズタイペイの旗 謝淑薇
6–3, 1–6, 7–5

4大大会シングルス成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 通算成績
全豪オープン A LQ LQ LQ 1R 2R A LQ 1R A 1-3
全仏オープン A A A LQ 1R 1R A 1R A A 0-3
ウィンブルドン A A LQ LQ LQ 2R LQ 2R A A 2-2
全米オープン LQ A LQ 1R 3R 1R A 3R A 1R 4-5

注釈・出典

外部リンク

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