豊原北信号場(ほうげんきたしんごうじょう)は、かつて台湾台中市豊原区にあった台湾鉄路管理局台中線(旧山線)及び東勢線の廃止された信号場である。三義駅以南の旧山線区間で最南端である。[1]
信号場構造
- 台中線と東勢線の分岐点であった。豊原までは複線[2]、后里及び朴口方向は単線であった。本信号場 - 豊原間は列車集中制御装置(CTC)で制御されていたが、東勢線はCTC制御ではなかったので、台中線から分岐後すぐにCTC区間は終端となっていた。[3]
利用状況
- 既に廃止されている。后里 - 豊原間の新線は本信号場の東南方向数百mで旧線と合流する。
- 東勢線廃止後は単線から複線への移行信号場として使用された。[4]
- 東勢線の廃線跡は自転車道(東豊自行車緑廊)となった。
- 台中線の旧線廃線跡も自転車道(后豊鉄馬道)となった。
信号場周辺
歴史
隣の駅
- 台湾鉄路管理局
- 台中線(旧線)
- 后里駅 - 豊原北信号場 - 豊原駅
- 東勢線(廃線)
- 豊原駅 - 豊原北信号場 -
朴口駅
注釈
- ^ 旧山線経由、三義駅の159.6kmに旧山線23.6km(舊山線より)を足して算出した。
- ^ 1959年から1966年の信号場開設時までは台中線と東勢線の線路は独立していたと思われる。
出典
参考文献
外部リンク